NHKマイルC(波乱の傾向)


今週は3歳GⅠのNHKマイルCの傾向を確認して行きたいと思いますが、このレースの3連単配当(過去10年間)を確認したところ、7度が10万馬券越え、そのうちの5度が20万馬券超え(更にそのうちの3度は40万馬券超え)と、かなり波乱含みの重賞であることは間違いなさそうですね。

《NHKマイルC 3連単配当》

2023年:260,760(9人→8人→3人)
2022年:1,532,370(4人→3人→18人)
2021年:21,180(2人→7人→1人
2020年:152,750(9人→1人→6人)
2019年:410,6802人→14人→7人)
2018年:129,560(6人→2人→9人)
2017年:296,1602人→13人→6人)
2016年:33,030(1人2人→12人)
2015年:36,720(3人→4人→2人
2014年:684,0201人→17人→12人)

*カッコ内は1着馬・2着馬・3着馬の人気順位を、マーカーの箇所は10万馬券超えを示しています。

この10年間は1番人気馬が2-1-1-6と、半数以上が着外に敗れていますので荒れるのは仕方がないにしても、2014年は1番人気馬のミッキーアイルが勝ちながら3連単68万馬券、2019年は2番人気のアドマイヤマーズが勝ちながら41万馬券と、ヒモ荒れの時も強烈な配当が飛び出していますね。

このレースは難解な年が多く、私自身もどこから手をつけていいのか迷いつつ記事を書いているのが正直なところですが…

しかしよくよく見てみると、上記に太字(&下線)で示したように、過去10年間で8度は1番人気馬か2番人気馬が馬券に絡んでいるのが特徴的ですね。
(例外は2022年と2023年のみ)

この結果は、過去10年間で7度3連単10万馬券超えの波乱決着だったといったイメージとは大きく食い違いますが、近年のNHKマイルCは1・2番人気馬と穴馬との組み合わせによる波乱が非常に多い点は押さえておくべきポイントのように感じます。

以上、NHKマイルCにおける波乱の傾向についての見解でした。

それではまたお会いしましょう。

まだ決めつけるのは早過ぎるかも知れませんが、とりあえず今年のNHKマイルCはこの2点に注意して予想していくのが正解ではないかという気がしています。


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