毎年書いていることですが、共同通信杯はセレクトセールによって取り引きされた馬がしばしば好走している舞台。
以下に過去の好走例を記載してみます。
22年
① ダノンベルーガ 3番人気
(1億7,280万円)
*セレクトセール経由馬は4頭出走
21年
セレクトセール経由の好走馬なし
*セレクトセール経由馬は4頭出走
20年
② ビターエンダー 4番人気
(セレクトセール3,888万円)
*セレクトセール経由馬は2頭出走
19年
②アドマイヤマーズ 1番人気
(セレクトセール5,616万円)
*セレクトセール経由馬は1頭のみ出走
18年
②サトノソルタス 3番人気
(セレクトセール9,504万円)
*セレクトセール経由馬は3頭出走
17年
①スワーヴリチャード 2番人気
(セレクトセール1億6,740万円)
*セレクトセール経由馬は4頭出走
16年
②イモータル 5番人気
(セレクトセール5,250万円)
*セレクトセール経由馬は4頭出走
15年
セレクトセール経由の好走馬なし
*セレクトセール経由馬は2頭出走
14年
③サトノアラジン 2番人気
(セレクトセール1億3,650万円)
*セレクトセール経由馬は4頭出走
13年
①メイケイペガスター 4番人気
(セレクトセール3,150万円)
*セレクトセール経由馬は4頭出走
12年
②ディープブリランテ 1番人気
(セレクトセール3,255万円)
*セレクトセール経由馬は4頭出走
11年
①ナカヤマナイト 3番人気
(セレクトセール1,050万円)
③ディープサウンド 5番人気
(セレクトセール3,517万円)
*セレクトセール経由馬は4頭出走
10年
②ダノンシャンティ 2番人気
(セレクトセール2,887万円)
*セレクトセール経由馬は3頭出走
09年
②トーセンジョーダン 2番人気
(セレクトセール1億7,850万円)
*セレクトセール経由馬は2頭出走
08年
③マイネルスターリー 11番人気
(セレクトセール1,155万円)
*セレクトセール経由馬は2頭出走
07年
①フサイチホウオー 1番人気
(セレクトセール1億500万円)
*セレクトセール経由馬は上記1頭のみ出走
06年
①アドマイヤムーン 2番人気
(セレクトセール1,680万円)
②フサイチリシャール 1番人気
(セレクトセール1億395万円)
*セレクトセール経由馬は3頭出走
05年
①ストーミーカフェ 1番人気
(セレクトセール3,360万円)
③マルカジーク 4番人気
(セレクトセール7,770万円)
*セレクトセール経由馬は4頭出走
※上記丸数字は着順を示します。
2005年以降(過去18年間)の共同通信杯を振り返ってみましたが、セレクトセール経由馬の成績は7-8-4-36。
(3着内率:34.6%)
上記、過去18年間でセレクトセール経由馬が馬券に絡まなかったのは、2015年と2021年の2回のみ。
過去18年間の3着内率は、34.6%にも達していますので、今年も注目の好走データになりそうですね。
ちなみに今年の出走登録馬の中で、セレクトセール経由馬は以下の2頭。
コレペティトール(2,970万円)
ダノンザタイガー(2億9,700万円)
過去の傾向から考えると、ダノンザタイガーなどは要注意の1頭と言えるでしょう。
以上、共同通信杯におけるセレクトセールに関する見解でした。
それではまたお会いしましょう。