今回は近年のAJCCにおける好走パターンを2つご紹介します。
よかったらレース攻略の参考にしてください。
(1) 好走パターン
このデータは2016年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、2010年から2018年の9年間は、以下3点を全てクリアした馬が毎年勝利しています。
(a) 前年GⅡ以上で連対実績あり
(b) 2~6枠
(c) 前走馬体重470kg以上
このデータが紹介された2019年以降の結果を見ると、以下の通り1年おきに該当馬が好走しているようですね。
19年
②フィエールマン(前年菊花賞1着、4枠4番、前走480kg)1番人気
20年
*該当馬の好走なし
21年
① アリストテレス(前年菊花賞2着、5枠9番、前走474kg)1番人気
② ヴェルトライゼンデ(前年神戸新聞杯2着、2枠4番、前走488kg)3番人気
22年
*該当馬の好走なし
※丸数字はAJCCの着順を示します。
面白いことに該当馬が好走する年と不発の年を交互に繰り返している感じですね。
昨年はこの好走パターンが不発に終わっていますので、あるいは今年は狙い目になりますかね?
ちなみに今年は以下1頭のみが上記の(a)と(c)をクリアしています。
ガイアフォース(前年セントライト記念1着、前走494kg)
この馬が(b)の2~6枠に入れば、上記3条件を全てクリアとなりますので、過去データから考えるとこの馬は要注意になりそうですね。
上位人気が確実な馬とはいえ、該当馬が1頭しかいませんので、私自身注目しています。
(2) 6歳以下で芝2000m以上のGⅠで3着以内、または同GⅡで1着の実績を持つ馬が有力
この好走パターンは今年のJRAホームページに掲載されているものですが、近年のAJCCは芝2000m以上のGⅠ(3着以内)・GⅡ(勝利)に実績のある6歳以下の馬が勝ち続けています。
AJCCは中山コースで伝統のあるGⅡ戦。
当然のこととはいえ、格上クラスのGⅠ・GⅡで実績のある比較的若い馬が好走する可能性は高いと考えるべきでしょう。
今年は以下4頭が上記好走パターンに該当しており、軽視は禁物だろうと思います。
アリストテレス(AJCC1着、菊花賞2着)
ガイアフォース(セントライト記念1着)
バビット(セントライト記念1着)
ユーバーレーベン(オークス1着)
以上、AJCCにおける好走データについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。