本日は主に今年のJRAホームページに紹介されているデータを中心に3つの傾向をご紹介します。
よかったら京成杯攻略の参考にして下さい。
(1) キャリア1戦馬が有力
このデータは今年のJRAホームページに掲載されているものですが、過去5年間の京成杯ではキャリアの少ない馬ほど好成績を挙げているとのこと。
なお、キャリア3戦以上で馬券に絡んだ3頭は全て中山芝2000mのレースで1着になった経験があったそうで、中山芝2000mの実績がないキャリア3戦以上馬は大箱な割り引きが必要だろうと思います。
ちなみに今年の出走馬の中で、キャリア1戦馬は以下1頭のみとなります。
《キャリア1戦馬》
ソールオリエンス
(2) 関東馬が優勢
このデータも今年のJRAホームページからの引用になりますが、過去5年間の勝ち馬は全て関東馬で、かつこの5頭は全て前走6番人気以内だった共通点があるとのこと。
今年の出走馬の中では以下2頭が前走6番人気以内の関東馬に該当しています。
シャンパンカラー 前走3番人気
ソールオリエンス 前走1番人気
(3) 好走血統
近年の京成杯は父、母父、母母父、母母母父といった近親にロベルト系の血統を持つ馬の好走が目立ちます。
ロベルト系の血統を持つが好走するということは、タフな馬場を証明しているような感じですが、この時期の中山は連続開催の後半戦、かつ和芝の上に洋芝をオーバーコートされた重い馬場が特徴ですので、あるいはこの傾向は今年も続くかも知れません。
22年
③ ヴェローナシチー(父エピファネイア、ロベルト系)8番人気
21年
③テンバガー(父モーリス、ロベルト系)6番人気
20年
①クリスタルブラック(母母父ロベルト系)7番人気
②スカイグルーヴ(父シンボリクリスエス、ロベルト系)1番人気
19年
*該当馬の好走なし
18年
①ジェネラーレウーノ(父グラスワンダー、ロベルト系)1番人気
③イエット(母母母父ロベルト系)6番人気
17年
①コマノインパルス(母母父ロベルト系)1番人気
②ガンサリュート(母母母父ロベルト)7番人気
※丸数字は京成杯の着順を示します。
今年は9頭立ての少頭数ということもあって、父、母父、母母父、母母母父といった近親にロベルト系の血統を持つ馬は出走していないものの、少しずれた父母父にロベルトの血を持つ馬が2頭います。
シルヴァーデューク(父母父ロベルト系)
シルバースペード(父母父ロベルト系)
少しずれているだけに強く推奨できるわけでもありませんが、当日の雰囲気次第で押さえておくかも知れません。
以上、京成杯における好走データについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。