春のクラシックといえば社台系。
競馬界の帝王社台グループは、クラシックレースを総力を挙げて取りに来るのは常識のことですが、近年の皐月賞においては少し異なる傾向が見え隠れしています。
以下に過去10年間の好走馬をチェックしてみましょう。
25年
①ミュージアムマイル(ノーザンF生産馬、馬主キャロットF)3番人気
②クロワデュノール(ノーザンF生産馬、馬主サンデーR)1番人気
③マスカレードボール(社台F生産馬、馬主社台RH)4番人気
※3連単配当: 22,670円
24年
①ジャスティンミラノ(ノーザンF生産馬)2番人気
②コスモキュランダ(非社台)7番人気
③ジャンタルマンタル(社台F生産馬、馬主社台RH)3番人気
※3連単配当: 29,240円
23年
① ソールオリエンス(社台F生産馬、馬主社台RH)2番人気
②タスティエーラ(ノーザンF生産馬、馬主キャロットF)5番人気
③ファントムシーフ(非社台)1番人気
※3連単配当:24,780円
22年
① ジオグリフ(ノーザンF生産馬、馬主サンデーR)5番人気
②イクイノックス(ノーザンF生産馬)3番人気
③ドゥデュース(ノーザンF生産馬)1番人気
※3連単配当:32,840円
21年
①エフフォーリア(ノーザンF生産馬、馬主キャロットF)2番人気
②タイトルホルダー(非社台)8番人気
③ステラヴェローチェ(ノーザンF生産馬)6番人気
※3連単配当:82,320円
20年
①コントレイル(非社台)1番人気
②サリオス(ノーザンF生産馬)3番人気
③ガロアクリーク(非社台)8番人気
※3連単配当:26,310円
19年
①サートゥルナーリア(ノーザンF生産馬、馬主キャロットF)1番人気
②ヴェロックス(ノーザンF生産馬)4番人気
③ダノンキングリー(非社台)3番人気
※3連単配当: 4,390円
18年
①エポカドーロ(非社台)7番人気
②サンリヴァル(非社台)9番人気
③ジェネラーレウーノ(非社台)8番人気
※3連単配当: 372,080円
17年
①アルアイン(ノーザンF生産馬、馬主サンデーR)9番人気
②ペルシアンナイト(追分F生産馬)4番人気
③ダンビュライト(ノーザンF生産馬、馬主サンデーR)12番人気
※3連単配当: 1,064,360円
16年
①ディーマジェスティ(非社台)8番人気
②マカヒキ(ノーザンF生産馬)3番人気
③サトノダイヤモンド(ノーザンF生産馬)1番人気
※3連単配当: 70,390円
社台系が3着内を独占したのは3回だけで、毎年のように非社台が好走していますね。
過去10年間で非社台の馬が10頭好走しており、しかもその当日の単勝人気は7・1・8・1・8・3・7・9・8・8人気とほぼ全てが穴馬ばかり。
非社台の馬で好走した10頭の前走成績は以下の通りですが、
コスモキュランダ
*前走弥生賞ディープ記念6番人気1着
ファントムシーフ
*前走共同通信杯3番人気1着
タイトルホルダー
*前走弥生賞ディープ記念4番人気1着
コントレイル
*前走ホープフルS1番人気1着
ガロアクリーク
*前走スプリングS6番人気1着
ダノンキングリー
*前走共同通信杯3番人気1着
エポカドーロ 7番人気
*前走スプリングS3番人気2着
サンリヴァル 9番人気
*前走弥生賞5番人気4着
ジェネラーレウーノ 8番人気
*前走京成杯1番人気1着
ディマジェスティ 8番人気
*前走共同通信杯6番人気1着
11頭中10頭は前走トライアル(弥生賞・スプリングS・若葉S)の連対馬か、あるいは共同通信杯、ホープフルS、京成杯の連対馬。
要するにこれら6レースを連対した非社台は穴を開ける可能性が高いと考えるべきですね。
今年は以下の4頭がこのパターンに該当しています。
〈非社台の6重賞連対馬〉
アスクエジンバラ(前走スプリングS2着)
グリーンエナジー(前走京成杯1着)
マテンロウゲイル(前走若葉S1着)
ロードフィレール(前走若葉S2着)
*パントルナイーフは非社台系生産馬ですが、キャロットF所有馬のため社台系に分類しました。
一方、社台系で目立つのは、サンデーRやキャロットF、社台RHといった社台系クラブ法人が所有している馬。
これは近年の桜花賞好走馬と重なるところもありますが、過去10年間で社台系クラブ法人所有馬が11頭好走していますので、該当馬は要注意と考えるべきですね。
今年は以下4頭が社台系クラブ法人所有馬に該当しています。
〈社台系クラブ法人所有馬〉
アクロフェイズ(ノーザンF生産馬、馬主キャロットF)*前走スプリングS7番人気3着
アルトラムス(社台F生産馬、馬主馬主社台RH)*前走毎日杯1番人気1着
ゾロアストロ(ノーザンF生産馬、馬主サンデーR)*前走きさらぎ賞1番人気1着
パントルナイーフ(非社台系生産馬、馬主キャロットF)*前走東スポ杯2歳S3番人気1着
とりあえずここまでの社台系分析からは、特に以下6頭に注目したいと思います。
アスクエジンバラ(非社台)
グリーンエナジー(非社台)
マテンロウゲイル(非社台)
アルトラムス(社台F生産馬)
ゾロアストロ(ノーザンF生産馬)
パントルナイーフ(ノーザンF生産馬)
以上、皐月賞における社台系についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。