オールカマー(好走データ)


本日はオールカマーにおける2つの好走パターンを確認してみます。

近年の傾向を確認する意味でも、よかったら予想の参考にしてください。

1.勝ち馬の傾向

このデータは2021年のJRAホームページに紹介されていたものをアレンジしたものですが、過去8年間の勝ち馬は全てGⅠ勝利か勝ち馬と0.5秒差以内に好走した経験があり、このうちの7頭は中長距離の重賞を勝った実績があったとのこと。

要するに、以下2点をクリアしている馬が有力と言えそうですね。

a. GⅠ勝利か勝ち馬と0.5秒差以内の実績
b. 中長距離重賞勝利実績あり


《オールカマー過去の勝ち馬の実績》

21年:ウインマリリン(エリザベス女王杯0.4秒差4着、オークス0.2秒差1着、日経賞1着他)

20年:センテュリオ(エリザベス女王杯0.3秒差4着)

19年:スティッフィリオ(大阪杯0.5秒差7着、小倉大賞典1着他)

18年:レイデオロ(日本ダービー1着、神戸新聞杯1着他)

17年:ルージュバック(オークス0.1秒差2着、毎日王冠1着他)

16年:ゴールドアクター(有馬記念1着、日経賞1着他)

15年:ショウナンパンドラ(秋華賞1着)

14年:マイネルラクリマ(NHKマイルC0.5秒差6着、七夕賞1着)


ちなみに今年は以下2頭がこの好走パターンに該当しています。

ヴェルトライゼンデ(ホープフルS0.2秒差2着、鳴尾記念1着)

デアリングタクト(オークス1着、秋華賞1着他)

この2頭のどちらか、もしくは両方が好走する確率は相当高いだろうと思います。

2.キャリア15戦以内の馬が有力

このデータは今年のJRAホームページに掲載されているものですが、過去5年間のオールカマーにおいて、キャリア15戦以内の馬が3着内率50%以上の好成績を挙げているとのこと。

一方、キャリア24戦以上の馬は1頭も馬券に絡んでいませんので、このパターンの馬は大幅な割り引きが必要だろうと思います。

※2022年JRAホームページより引用

ちなみに今年は以下の馬がそれぞれのパターンに該当しています。

《キャリア15戦以内》

ヴェルトライゼンデ
クリスタルブラック
ジェラルディーナ
ソーヴァリアント
テーオーロイヤル
デアリングタクト
バビット
ロバートソンキー

《キャリア24戦以上》

アドマイヤアルバ
キングオブドラゴン
クレッシェンドラヴ

以上、オールカマーにおける2つの好走データについての見解でした。

それではまたお会いしましょう。


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