本日はマイルCSと並ぶもう一つのマイルGⅠ安田記念と、今回のマイルCSとの関連性について見ていきたいと思います。
この2つのレースの関係について、大雑把に言えば以下の傾向が見られます。
《安田記念出走馬の狙い目》
a. マイルCSが京都開催の場場合
→ 同年の安田記念で4〜10着に敗れた馬
b. マイルCSが阪神開催の場合
→ 同年の安田記念で3着以内に好走した馬
これは考えてみれば当たり前のことですが、マイルGⅠは安田記念とマイルCSの2つしかない訳で、マイルを得意とするトップレベルの馬はこの両レースに出走することが多いとはいえ、
・東京芝1600mは左回りで長い直線
・京都芝1600mは右回りでトリッキーな形態
このようにまるで異なるコース形態が、「安田記念負け組が京都開催のマイルCSでは狙い目」といった攻略法に繋がっているのだろうと思います。
ちなみに阪神芝1600mは右回り、左回りの違いがあるものの、ラスト直線が京都芝1600mより70m以上長く、比較的差しが効き安い点が東京マイルと類似しており、「東京開催の安田記念好走馬が阪神開催のマイルCSでは狙い目」といった攻略法に繋がっていると考えられます。
とりあえず過去の同年安田記念出走馬の好走パターンを以下にまとめておきましょう。
24年:京都開催
①ソウルラッシュ(同年の安田記念3着)4番人気
②エルトンバローズ(同年の安田記念8着)7番人気
23年:京都開催
①ナミュール(同年の安田記念16着)5番人気
②ソウルラッシュ(同年の安田記念9着)3番人気
22年:阪神開催
①セリフォス(同年の安田記念4着)6番人気
②ダノンザキッド(同年の安田記念6着)8番人気
21年:阪神開催
①グランアレグリア(同年の安田記念2着)1番人気
②シュネルマイスター(同年の安田記念3着)2番人気
20年:阪神開催
①グランアレグリア(同年の安田記念1着)1番人気
②インディチャンプ(同年の安田記念3着)3番人気
19年:京都開催
①インディチャンプ(同年の安田記念1着)3番人気
③ペルシアンナイト(同年の安田記念10着)6番人気
18年:京都開催
②ペルシアンナイト(同年の安田記念6着)3番人気
17年:京都開催
②エアスピネル(同年の安田記念5着)2番人気
16年:京都開催
②イスラボニータ(同年の安田記念5着)2番人気
15年:京都開催
①モーリス(同年の安田記念1着)4番人気
②フィエロ(同年の安田記念4着)2番人気
※丸数字はマイルCSの着順を示します。
上記にピックアップしたのは過去10年間の該当馬の好走事例ですが、安田記念4着以下に敗れた馬が馬券に絡まなかったのは、阪神開催に変更された2020年、2021年のわずか2年間だけですね。
なお、今年の出走登録馬の中では、以下の8頭が今年の安田記念にも出走しています。
《安田記念出走馬》
①ジャンタルマンタル
②ガイアフォース
③ソウルラッシュ
④ウインマーベル
⑥シャンパンカラー
⑦エコロヴァルツ
⑨ウォーターリヒ
⑬ロングラン
※丸数字は安田記念の着順を示します。
今年は京都開催ですので、安田記念負け組の中でも、ウインマーベル、シャンパンカラー、ウォーターリヒトの3頭には要注意だろうと思います。
以上、マイルCSにおける安田記念好走馬についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。