今回も昨日に引き続き、紫苑Sの好走データを確認して行きたいと思います。
よかったらレース攻略の参考にして下さい。
(3) 1勝馬は割り引き
このデータは今年のJRAホームページに掲載されているものですが、過去9年間の紫苑Sの結果を見ると3勝馬の好走率が高く、逆に1勝馬はほとんど馬券に絡んでいないことが分かります。
ちなみに今年は残念ながら3勝馬の出走がありませんので、1勝馬を割り引きと考えた方が良さそうですね。

*2025年JRAホームページより引用
今年の出走馬の中では以下7頭が1勝馬のマイナスデータに該当しています。
キューティリップ
ケリフレッドアスク
サタデーサンライズ
セイキュート
ドマーネ
マリアイリダータ
リンクスティップ
この中でリンクスティップは桜花賞3着、オークス5着の実績がありますのでこのデータだけで割り引くことができないものの、他の6頭はやはり割り引きが必要だろうと思います。
(4) ノーザンF生産馬に要注意
以前の記事にも書いた通り重賞昇格前の紫苑Sは全く秋華賞に繋がらないレースだったものの、重賞昇格後はその傾向が一変し、紫苑Sの重要なステップレースに変貌していますが、GⅠに直結するレースとなればやはり社台系生産馬は軽視禁物。
特に直近4年間だけを見るとノーザンF生産馬が4連勝中ですので、今年も該当馬には要注意だろうと思います。
24年
①クリスマスパレード(ノーザンF生産馬)5人
②ミアネーロ(ノーザンF生産馬)3人
③ボンドガール(ノーザンF生産馬)1人
23年
①ミアネーロ(ノーザンF生産馬)4人
②ヒップホップソウル(社台F生産馬)2人
③シランケド(非社台)9人
22年
①スタニングローズ(ノーザンF生産馬)1人
②サウンドビバーチェ(非社台)2人
③ライラック(非社台)6人
21年
①ファインルージュ(ノーザンF生産馬)2人
②スルーセブンシーズ(ノーザンF生産馬)4人
③ミスフィガロ(ノーザンF生産馬)12人
20年
①マルターズディオサ(非社台)5人
②パラスアテナ(非社台)10人
③シーズンズギフト(ノーザンF生産馬)3人
*丸数字は紫苑Sの着順を示します。
今年の出走馬の中では以下6頭がノーザンF生産馬に該当しています。
キューティリップ
ジョスラン
セイキュート
ダノンフェアレディ
テリオスララ
マリアイリダータ
以上、紫苑Sにおける好走データについての見解(その2)でした。
それではまたお会いしましょう。