今回はセントライト記念の好走パターンを確認していきたいと思います。
よかったらレース攻略の参考にして下さい。
1.前走日本ダービー出走馬
セントライト記念で決して無視できないのが前走日本ダービー出走馬。
2016年から2020年の5年間で9頭の該当馬が3着内に好走していました。
しかし昨年は4頭の該当馬が出走していたものの、全て馬券圏外に凡走。
しかし日本ダービーに駒を進めてくる素質馬はやはり軽視禁物のはずで、今年も狙ってみたいと思います。
21年
該当馬の好走なし
20年
②サトノフラッグ(前走日本ダービー11着)
③ガロアクリーク(前走日本ダービー6着)
19年
①リオンリオン(前走日本ダービー15着)
②サトノルークス(前走日本ダービー17着)
18年
①ジェネラーレウーノ(前走日本ダービー16着)
③グレイル(前走日本ダービー14着)
17年
②アルアイン(前走日本ダービー5着)
16年
①ディーマジェスティ(前走日本ダービー3着)
③プロディガルサン(前走日本ダービー10着)
※丸数字は着順を示します。
さっそく今年の出走登録馬を確認すると、以下の3頭が前走日本ダービーからの臨戦馬に該当していました。
③アスクビクターモア
⑧オニャンコポン
⑪セイウンハーデス
※丸数字は日本ダービーの着順を示します。
過去データから考えれば、この3頭は軽視禁物だろうと思います。
2.前走芝1800m出走馬
2018年のJRAホームページに参考になるデータが掲載されていました。
今回はそれ以降の結果を付け加えて、少しアレンジした形でご紹介しますが、
「2009年以降の優勝馬13頭のうち、8頭は前走の距離が芝2400メートル(日本ダービー)で、残る5頭は芝1800メートルだった」
このデータから推定できることは、前項でご紹介した日本ダービーからの臨戦馬が有力なことは当然のこととして、その次に有力なのは前走芝1800mからの臨戦馬ということではないか?
セントライト記念は経験の少ない3歳馬のレースだけに、前走で非根幹距離1800mの出走経験が、あるいは非常に大きなアドバンテージになるのかも知れません。
ちなみに今年の出走登録馬の中で、前走芝1800mからの臨戦馬は以下の4頭。
ショウナンマグマ 前走ラジオNIKKEI賞2着(福島芝1800m、GⅢ)
ボーンディスウェイ 前走ラジオNIKKEI賞6着(福島芝1800m、GⅢ)
ベジャール 前走ラジオNIKKEI賞12着(福島芝1800m、GⅢ)
マテンロウスカイ 前走1勝クラス1着(小倉芝1800m)
上記を眺めた印象では、前走ラジオNIKKEI賞2着馬のショウナンマグマはやはり軽視禁物だろうと思います。
以上、セントライト記念における好走パターン(前編)でした。
それではまたお会いしましょう。