北九州記念(JRAホームページより)


今週は北九州記念の好走傾向を確認していきますが、このレースも例年8月下旬に開催されていたものが、JRAの番組改変により昨年から7月第1週(昨年は6月最終日)に変更され、ローテーションからのアプローチが難しくなりましたね。

とりあえず過去10年間の3連単配当を見ていくと、荒れる時と堅い決着の時とで極端な配当になることが多いことが分かります。

《北九州記念の3連単配当》

24年:798,750円(3人→9人→16人)
23年:99,380円(5人→1人→9人)
22年:493,580円(16人→3人→1人)
21年:51,840円(5人→4人→3人)
20年:93,990円(8人→1人→10人)
19年:117,900円(9人→3人→5人)
18年:71,170円(6人→4人→7人)
17年:1,078,270円(3人→14人→15人)
16年:34,850円(8人→1人→3人)
15年:13,770円(2人→1人→4人)

上記の通り1番人気馬は一度も勝てておらず、どう攻略するかはなかなか難しいのですが、今回はとりあえず今年のJRAホームページに掲載されている好走パターンを確認しておきたいと思います。

(1) 牝馬が優勢

夏は牝馬という言葉があるように、夏競馬は牝馬の好走が目立ちますが、北九州記念も同様で、牝馬が好成績を残しています。

*2025年JRAホームページより引用

今年は以下8頭の牝馬が出走登録されています。

アブキールベイ(3歳)
シロン(5歳)
スリーアイランド(5歳)
ドロップオブライト(6歳)
バースクライ(5歳)
モズメイメイ(5歳)
ヤマニンアンフィル(6歳)
レッドヒルシューズ(5歳)

(2) 中6週以下の馬が有力

この傾向も今年のJRAホームページに掲載されているものですが、過去10年間の北九州記念の勝ち馬は、全て中6週以下で臨戦していたとのこと。

勝ち馬以外を含めても、好走馬30頭中22頭が中6週以下で参戦していますので、やはり狙い目はこのレース間隔で参戦する馬になるだろうと思います。

*2025年JRAホームページより引用

今年は以下10頭が中6週以下の馬に該当しています。

アスクワンタイム
アブキールベイ
カリボール
クラスペディア
シロン
スリーアイランド
タマモブラックタイ
ドロップオブライト
ヤマニンアンフィル
ロードベイリーフ

(3) 以下のいずれかに該当する馬が有力

過去10年間の北九州記念10頭中9頭は上記のいずれかに該当していたとのこと。

今年の出走登録馬の中では以下8頭が上記好走パターンに該当しています。

アスクワンタイム(小倉2歳S1着)
アブキールベイ(葵S1着)
エイシンワンド(葵S1着)
タマモブラックタイ(夏の小倉1戦1勝)
ドロップオブライト(CBC賞1着)
バースクライ(夏の小倉2戦1勝)
モズメイメイ(葵S1着)
レッドヒルシューズ(夏の小倉4戦3勝)

以上、北九州記念におけるJRAホームページ掲載データについての見解でした。

それではまたお会いしましょう。


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