本日は安田記念の近年の傾向を確認して、本命候補をピックアップしてみます。
よかったら皆様のレース攻略の参考にしてください。
◾️直近7年間で馬券に絡んだ21頭中19頭は5歳以下の馬
近年の安田記念は比較的若い馬の好走が目立ち、過去7年間で見ると、ほぼ5歳以下の馬しか馬券に絡んでいませんね。
この例外2頭はいずれも昨年(2024年)の1・3着馬ですが、この2頭は1・2番人気馬で、よほど上位人気に支持されない限り、6歳以上の馬は割り引きと考えるべきでしょう。
ちなみに今年は以下11頭が6歳以上のマイナスデータに該当しています。
*6歳以上馬
ウインマーベル 6歳
ガイアフォース 6歳
グラティアス 7歳
サクラトゥジュール 8歳
ジュンブロッサム 6歳
ソウルラッシュ 7歳 *上位人気の可能性大
ダディーズビビッド 7歳
ホウオウリアリティ 7歳
マッドクール 6歳
レッドモンレーヴ 6歳
ロングラン 6歳
上記の中で上位人気確実のソウルラッシュはさすがに軽視できないものの、他の馬は割り引きが必要だろうと思います。
◾️直近6年間の勝ち馬6頭中5頭は東京競馬場芝1600mから芝1800mの重賞で勝利実績があった
安田記念はコース適性の高い馬の好走が目立ちますが、直近6年間の勝ち馬のうち、昨年の勝ち馬ロマンティックウォリアー(香港馬)を除く5頭は、全て東京芝1600mから芝1800mの重賞で勝利実績があったとのこと。
しかも勝ち馬は全て4・5歳馬で、
「東京芝1600mから芝1800mの重賞で勝利実績がある4・5歳馬」
このパターンに該当している馬には細心の注意が注意だろうと思います。
24年2着:ナミュール(5歳、富士S1着)
23年1着:ソングライン(5歳、安田記念1着)
22年1着:ソングライン(4歳、富士S1着)
21年1着:ダノンキングリー(5歳、毎日王冠1着)
20年1着:グランアレグリア(4歳、サウジRC1着)
19年1着:インディチャンプ(4歳、東京新聞杯1着)
今年は以下5頭が上記パターンに該当していますので、本命候補として注目しています。
ウォーターリヒト(4歳、東京新聞杯1着)
シャンパンカラー(5歳、NHKマイルC1着)
シックスペンス(4歳、毎日王冠1着)
ジャンタルマンタル(5歳、NHKマイルC1着)
ブレイディヴェーグ(5歳、府中牝馬S1着)
◾️2・3歳時にマイルGⅠ連対実績のある馬が有力
このデータは2022年の1〜3着馬全てが該当していたことから注目し始めたものですが、近年の安田記念は2・3歳時にやマイルGⅠ連対実績のあった馬がしばしば好走しています。
やはり安田記念で好走するには高いマイル適性が必要で、おそらくその資質は早い段階から実績として現れてくるのでしょう。
24年
該当馬の好走無し
23年
①ソングライン NHKマイルC2着
②セリフォス 朝日杯FS2着
③シュネルマイスター NHKマイルC1着
22年
①ソングライン NHKマイルC2着
②シュネルマイスター NHKマイルC1着
③サリオス 朝日杯FS1着
21年
②グランアレグリア 桜花賞1着
③シュネルマイスター NHKマイルC1着
20年
①グランアレグリア 桜花賞1着
②アーモンドアイ 桜花賞1着
19年
②アエロリット NHKマイルC1着
③アーモンドアイ 桜花賞1着
※丸数字は着順を示します。
今年は以下3頭がこのパターンに該当しています。
エコロヴァルツ 朝日杯FS2着
ジャパンカラー NHKマイルC1着
ジャンタルマンタル 朝日杯FS2着・NHKマイルC1着
近年の傾向を考えると、おそらくこの中から好走馬が出る可能性は高そうで、私自身注目しています。
以上、安田記念における近年の傾向についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。