過去データを眺めれば一目瞭然ですが、オークスの予想で無視できないのは当然のこととはいえ前走桜花賞出走馬。
(要するにオークスの前哨戦に出走せずに、桜花賞から直行している馬)
過去10年間を振り返ってみると、オークスの好走馬30頭中18頭が前走桜花賞出走馬で、近年は桜花賞から直行してくる馬が好成績を挙げていることが分かります。
24年
② ステレンボッシュ(前走桜花賞2番人気1着)1番人気
③ライトバック(前走桜花賞7番人気3着)3番人気
23年
①リバティアイランド(前走桜花賞1番人気1着)1番人気
②ハーパー(前走桜花賞3番人気4着)2番人気
③ドゥーラ(前走桜花賞8番人気14着)15番人気
22年
①スターズオンアース(前走桜花賞7番人気1着)3番人気
③ナミュール(前走桜花賞1番人気10着)4番人気
21年
②アカイトリノムスメ(前走桜花賞4番人気4着)2番人気
20年
①デアリングタクト(前走桜花賞1番人気1着)1番人気
19年
③クロノジェネシス(前走桜花賞3番人気3着)2番人気
18年
①アーモンドアイ(前走桜花賞2番人気1着)1番人気
②リリーノーブル(前走桜花賞3番人気3着)4番人気
③ラッキーライラック(前走桜花賞1番人気2着)2番人気
17年
①ソウルスターリング(前走桜花賞1番人気3着)1番人気
③アドマイヤミヤビ(前走桜花賞2番人気12着) 2番人気
16年
①シンハライト(前走桜花賞2番人気2着) 1番人気
15年
②ルージュバック(前走桜花賞1番人気9着) 1番人気
③クルミナル(前走桜花賞7番人気2着) 6番人気
※丸数字はオークスの着順を示します。
上記の結果を眺めてみると、毎年例外なく桜花賞4着以内か3番人気以内のいずれかに該当する馬が好走していますね。
オークスが開催される芝2400mはほぼ全ての馬が初距離となりますので、距離適性を含めて未知の点が多いのも事実ですが、桜花賞で4着以内に入線するか、あるいは3番人気以内に指示されていた馬はかなり信頼できる。
今年の出走登録馬の中で「桜花賞4着以内、あるいは3番人気以内」の好走条件に該当する馬は以下の4頭。
エンブロイダリー(前走桜花賞3番人気1着)
アルマヴェローチェ(前走桜花賞2番人気2着)
リンクステップ(前走桜花賞4番人気3着)
エリカエクスプレス(前走桜花賞1番人気5着)
過去データから考えるとこの中から1〜2頭は好走しそうな気がして、私自身大いに注目しています。
以上、オークスにおける前走桜花賞出走馬についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。