今回は今年の皐月賞で私が注目している好走データを2つご紹介します。
皐月賞攻略のための参考にしてください。
(1) 勝ち馬の条件A
このデータは2021年JRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、2011年から2024年までの14年間中13度の皐月賞勝ち馬は、全て以下のいずれかに該当しています。
(a) 前走2〜3月の芝1800〜2000m重賞連対(b) 前走ホープフルS勝利
《皐月賞勝ち馬の前走》
24年:ジャスティンミラノ(前走2月 共同通信杯1着、東京芝1800m)
23年:不発
22年:ジオグリフ(前走2月 共同通信杯2着、東京芝1800m)
21年:エフフォーリア(前走2月 共同通信杯1着、東京芝1800m)
20年:コントレイル(前走ホープフルS1着)
19年:サートゥルナーリア(前走ホープフルS1着)
18年:エポカドーロ(前走3月 スプリングS2着、中山芝1800m)
17年:アルアイン(前走3月 毎日杯1着、阪神芝1800m)
16年:ディーマジェスティ(前走2月 共同通信杯1着、東京芝1800m)
15年:ドゥラメンテ(前走2月 共同通信杯2着、東京芝1800m)
14年:イスラボニータ(前走2月 共同通信杯1着、東京芝1800m)
13年:ロゴタイプ(前走3月 スプリングS1着、中山芝1800m)
12年:ゴールドシップ(前走2月 共同通信杯1着、東京芝1800m)
11年:オルフェーヴル(前走3月 スプリングS1着、中山芝1800m)
2023年はこの該当馬の連勝記録が途絶えてしまいましたが、それでも2・3着馬はやはり上記パターンの該当馬。
ちなみに2024年度は1〜3着馬全てが上記パターンの該当馬。
やはり上記パターンの該当馬は要注意と言えるでしょう。
ちなみに今年は以下8頭が上記好走パターンに該当しています。
ファウストラーゼン(前走3月 弥生賞ディープ記念1着、中山芝2000m)
ヴィンセンシオ(前走3月 弥生賞ディープ記念2着、中山芝2000m)
ピコチャンブラック(前走3月 スプリングS1着、中山芝1800m)
フクノブルーレイク(前走3月 スプリングS2着、中山芝1800m)
マスカレードボール(前走2月 共同通信杯1着、東京芝1800m)
カラマティアノス(前走2月 共同通信杯2着、東京芝1800m)
サトノシャイニング(前走3月 きさらぎ賞1着、京都芝1800m)
クロワデュノール(ホープフルS1着、中山芝2000m)
過去の傾向から考えると、この中から勝ち馬が出る可能性はかなり高そうで、当然ながら軽視禁物だろうと考えています。
(2) 勝ち馬の条件B(通算出走回数と初勝利後の次走成績)
このデータは2022年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、過去10年間の勝ち馬は全て、以下2つの項目を共にクリアしています。
(a) 通算出走回数4回以下
(b) 初勝利後の次走で勝利

*2022年JRAホームページより引用・改変
ちなみに今年は以下6頭が上記好走パターンに該当しています。
ヴィンセンシオ(キャリア3戦・初勝利後葉牡丹賞1着)
エリキング(キャリア3戦・初勝利後野路菊S1着)
クロワデュノール(キャリア3戦・初勝利後東スポ杯2歳S1着)
ジーティーアダマン(キャリア2戦・初勝利後すみれS1着)
マジックサンズ(キャリア3戦・初勝利後札幌2歳S1着)
マスカレードボール(キャリア4戦・初勝利後アイビーS1着)
以上、皐月賞における好走データについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。