桜花賞のトライアルはチューリップ賞、アネモネS、Fレビューの3レースで、以前の桜花賞は前走チューリップ賞組が圧倒していた印象があるものの、近年はステップレース以外からの臨戦馬の好走が目立ちますね。
とりあえず過去5年間の桜花賞連対(1・2着)馬を確認すると、10頭中7頭がトライアルレース以外からの臨戦馬。
(勝ち馬に限れば5頭全てがトライアルレース以外からの臨戦馬)
24年
①ステレンボッシュ(前走阪神JF2着)
②アスコリピチェーノ(前走阪神JF1着)
23年
①リバティアイランド(前走阪神JF1着)
②コナコースト(前走チューリップ賞2着)
22年
①スターズオンアース(前走クイーンC2着)②ウォーターナビゲラ(前走チューリップ賞5着)
21年
①ソダシ(前走阪神JF1着)
②サトノレイナス(前走阪神JF2着)
20年
①デアリングタクト(前走エルフィンS1着)
②レシステンシア(前走チューリップ賞3着)
とはいえ前走チューリップ賞組も3頭連対しており、当然無視することはできませんが、それでも以前程は強調できないと思います。
とりあえずこの5年間の傾向から判断すると以下4パターンが狙い目になりそうですね。
◾️桜花賞好走パターン
a. 前走阪神JF連対馬
b. 前走チューリップ賞5着以内馬
c. 前走クイーンC連対馬
d. 前走エルフィンS勝ち馬
今年は以下の馬が上記4パターンの臨戦馬に該当しています。
《前走阪神JF連対馬》
①アルマヴェローチェ(5番人気)
②ビップデイジー(8番人気)*前々走
《前走チューリップ賞5着以内馬》
①クリノメイ(9番人気)
②ウォーターガーベラ(7番人気)
③ビップデイジー(1番人気)
⑤ナムラクララ(3番人気)
《前走クイーンC連対馬》
①エンブロイダリー(3番人気)
②マピュース(8番人気)
《前走エルフィンS勝ち馬》
①ヴーレヴー(4番人気)
※丸数字は各レースの着順を示します。
次にローテーションにおけるマイナスデータを3つご紹介しますが、以下の該当馬はほぼ連対しておらず、他に強調材料が無ければ割り引きが必要だろうと思います。
◾️桜花賞マイナスデータ
a. 前走Fレビュー出走馬
b. 前走アネモネS出走馬
c. 前走6番人気以下
上記のマイナスデータには、それぞれ以下の馬が該当しています。
〈前走Fレビュー出走馬〉
①ショウナンザナドゥ(3番人気)
②チェルビアット(14番人気)
③ボンヌソワレ(7番人気)
⑥ダンツエラン(8番人気)
⑩ルージュラナキラ(1番人気)
⑰ランフォーヴァウ(5番人気)
〈前走アネモネS出走馬〉
①トワイライトシティ(4番人気)
②プリムツァール(3番人気)
〈前走6番人気以下〉
ウォーターガーベラ
エストゥペンダ
クリノメイ
スリールミニョン
ダンツエラン
チェルビアット
ボンヌソワレ
マピュース
ムイ
ロヴィーソ
以上、桜花賞の前走(ローテーション)についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。