今回は更に2つのデータから候補馬をチェックしていきたいと思います。
よかったら弥生賞攻略の参考にして下さい。
(3) ノーザンF生産馬は微妙?
過去の傾向としては、春のクラシックに直結するディープ記念に社台系生産馬が好走するのが当然のことと考えていましたが、昨年は2頭出走していたノーザンF生産馬が共に凡走し、久しぶりに社台系生産馬が1頭も馬券に絡まなかった年。
そして今年のチューリップ賞も社台系生産馬が連対できませんでしたので、トライアルレースを挟まずにクラシック(皐月賞)に直行する有力馬が増えた昨今では、以前ほど社台系生産馬がこのレースを重視することは無くなったのかも知れません。
24年
①コスモキュランダ(非社台)
②シンエンペラー(非社台)
③シリウスコルト(非社台)
23年
①タスティエーラ(ノーザンF生産馬)
②トップナイフ(非社台)
③ワンダイレクト(社台F生産馬)
22年
①アスクビクターモア(社台F生産馬)
②ドゥデュース(ノーザンF生産馬)
③ボーンディスウェイ(社台F生産馬)
21年
①タイトルホルダー(非社台)
②シュネルマイスター(ノーザンF生産馬)
③ダノンザキッド(ノーザンF生産馬)
20年
①サトノフラッグ(ノーザンF生産馬)
②ワーケア(ノーザンF生産馬)
③オーソリティ(ノーザンF生産馬)
※丸数字は着順を示します。
今年の出走登録馬の中では4頭がノーザンF生産馬に、1頭が社台F生産馬に該当していますが、今年はノーザン生産馬以外を本命に指名することも十分にあり得ると考えています。
《ノーザンF生産馬》
アロヒアリイ
ヴィンセンシオ
ジュタ
ミュージアムマイル
《社台F生産馬》
ナグルファル
(4) 前走GⅠ組が好成績
このデータは今年のJRAホームページに掲載されているものですが、過去10年間の弥生賞において、前走GⅠ組が圧倒的な好成績を挙げています。

*2025年JRAホームページより引用
あまりにも単純な傾向ですが、前走で上位クラスのレースに出走していた馬が、弥生賞ディープ記念においても高い好走率を残しているようですね。
今年は以下4頭が前走GⅠ組に該当しています。
ファウストラーゼン(前走ホープフルS3着)
クラウディアイ(前走ホープフルS5着)
アスクシュタイン(前走ホープフルS6着)
ミュージアムマイル(前走朝日杯FS2着)
以上、弥生賞における好走データ(その2)についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。