今回は東京新聞杯において、私が注目している好走パターンを3つご紹介しますので、レース攻略の参考にして下さい。
(1) 牝馬が優勢
過去10年間の東京新聞杯では、出走頭数こそ少ないとはいえ、牡馬と比較して牝馬が好成績を残しています。
牡・セン馬:7-6-8-105(3着内率 16.7%)
牝馬 :3-4-2-15(3着内率 37.5%)
昨年こそ牝馬の好走が無かったとはいえ、それ以前は2018年から2023年まで、6年連続して牝馬が好走し続けていましたので、このレースにおいて牝馬は決して軽視できないことが分かります。
今年は以下3頭の牝馬が参戦しており、何頭かが好走しても全く驚けないと思います。
コラソンビート
ブレイディヴェーグ
ボンドガール
(2) 芝1600m実績
このデータは昨年のJRAホームページに掲載されていたものを少しアレンジしたものですが、近年の東京新聞杯は高いマイル実績を持つ馬が勝つ傾向にあるようで、過去7年間の勝ち馬7頭中6頭は次のいずれかに該当し、
a. 前年以降のマイルGⅠ連対実績あり
b. 前年以降のマイル戦連勝実績あり
かつ、芝1600mの3着内率が60%以上といった共通点がありました。

上記の通り、昨年の勝ち馬サクラトゥジュールのみが該当していませんが、逆に言えば今年は逆に狙い目になるかも知れません。
今年の出走馬の中で上記パターンに該当するのは以下の1頭のみ。
ウォーターリヒト(キンカメM→キャピタルS、芝1600mの3着内率:80.0%)
1頭しか該当していませんので、空振りに終わる可能性もありますが、それでもこの馬は軽視禁物だろうと思います。
(3) 距離短縮馬
このデータは今年のJRAホームページに掲載されているものですが、過去10年間の東京新聞杯では、前走1600m超からの距離短縮馬が好成績を残しているとのこと。

*2025年JRAホームページより引用
今年は以下3頭が距離短縮馬に該当しており、注意が必要だろうと思います。
オールナット
ボンドガール
ラーグルフ
以上、東京新聞杯における好走データについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。