京都金杯(好走データ)


新年明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願いします。

さて、1月の東西金杯から年末の有馬記念まで、また新たな1年間が始まりました。

年始早々の勝負レース、今年の東西金杯は珍しく日曜日開催となりますね。

しかも今年は中京開催となる京都金杯ですが、今年を含めた直近8年間を見ると、4度が京都開催、4度が中京開催と、なかなか傾向が掴みにくいような感じがしますね。

とりあえず中京で開催された2021〜2023年の3年間を中心に、幾つかの好走パターンを以下にまとめてみます。

(1) 中京開催の京都金杯は関東馬に要注意

京都開催の時には軽視できる関東馬が、中京開催では当然のように好走が目立ちます。

マイル志向の強い関東馬にとって、中京開催の京都金杯はまさに絶好の舞台になるはずで、出走を予定している関東馬には要注意と言えるでしょう。

今年の出走登録馬の中では、以下10頭が関東馬に該当しており、やはり軽視は禁物だろうと思います。

オーキッドロマンス
ゴールデンシロップ
サクラトゥジュール
シュバルツカイザー
シーズンリッチ
シルトホルン
ビーアスニッシド
フィールシンパシー
マルディランダ
ロジリオン

(2) 中京開催の3年間(2021-2023年)は前走東京・新潟コース出走馬が好成績

中京開催の3年間を見ると、前走で左回りの東京・新潟コースに出走していた馬がしばしば好走していることに気づきます。

23年

①イルーシヴパンサー(前走関屋記念11着、新潟芝1600m)5番人気

22年

①ザダル(前走富士S7着、東京芝1600m)7番人気

②ダイワキャグニー(前走武蔵野S8着、東京ダート1600m)11番人気

③カイザーミノル(前走天皇賞秋14着、東京芝2000m)2番人気

21年

①ケイデンスコール(前走オーロC6着、東京芝1400m)12番人気

②ピースワンパラディ(前走キャピタルS1着、東京芝1600m)2番人気

今年の出走登録馬の中では、以下の馬が前走東京・新潟コース出走馬に該当しています。

アスクコンナモンダ
ウォーターリヒト
ウインエーデル
オーキッドロマンス
ゴールデンシロップ
サクラトゥジュール
サンライズロナウド
シュバルツカイザー
シルトホルン
ダディーズビビッド
マルディランダ
メイショウチタン
ロジリオン

(3) 中京開催の3年間(2021-2023年)は下記2点に該当する馬が好走

上記タイトルに記載の通り、中京開催の2021年から2023年の3年間を見ると、好走馬は全て斤量56.0〜57.5kgで、かつその内の7頭が5〜6歳馬だったとのこと。

サンプルが3年間だけの好走データのため、どこまで信頼できるものかは分かりませんが、とりあえず上記2つに該当している馬は要注意と考えるべきでしょう。

今年の出走登録馬の中では以下7頭が上記2つのパターンに該当しています。

アスクコンナモンダ 5歳・57.5kg
サンライズロナウド 5歳・56.0kg
シュバルツカイザー 6歳・57.0kg
セルバーグ 5歳・57.0kg
ダディーズビビッド 6歳・57.0kg
ピーアスニッシド 5歳・56.0kg
マテンロウオリオン 5歳・56.0kg

(4) キャリア12戦以下の馬に要注意

直近4年間の京都金杯好走馬を見ると、12頭中7頭がキャリア12戦以下の馬。

この結果を見る限り、キャリアの浅い若い馬には注意が必要だと思います。

24年

①コレペティトール キャリア9戦
②セッション キャリア8戦
③トゥードジボン キャリア12戦

23年

①イルーシヴパンサー キャリア11戦
②エアロロノア キャリア20戦
③プレサージュリフト キャリア5戦

22年

①ザダル キャリア12戦
②ダイワキャグニー キャリア32戦
③カイザーミノル キャリア20戦

21年

①ケイデンスコール キャリア14戦
②ピースワンパラディ キャリア12戦
③エントシャイデン キャリア33戦

今年の出走登録馬の中では、以下6頭がキャリア12戦以下に該当しています。

イフェイオン キャリア7戦
ウォーターリヒト キャリア11戦
オーキッドロマンス キャリア12戦
キープカルム キャリア11戦
コナコースト キャリア10戦
ロジリオン キャリア11戦

以上、京都金杯における好走データについでの見解でした。

それではまたお会いしましょう。


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