2015〜2017年(3年間)の有馬記念は、キタサンブラックやゴールドアクターなど、非社台の馬が好走し、一時はやや影が薄くなった印象もあった社台系生産馬ですが、この時期を過ぎると社台系ノーザンF生産馬が圧倒していて、やはり社台系生産馬は侮れません。
以下に社台系生産馬の好走事例をピックアップしてみましたが、特に2018年以降(過去6年間)では、馬券に絡んだ18頭中16頭が社台系生産馬、内14頭がノーザンF生産馬といった、かなり偏った結果になっていることが分かります。
23年
①ドウデュース(生産:ノーザンF)※4歳馬
②スターズオンアース(生産:社台F)※4歳馬
③タイトルホルダー【非社台】
22年
①イクイノックス(生産:ノーザンF)※3歳馬
②ボルドグフーシュ(生産:社台F)※3歳馬
③ジェラルディーナ(生産:ノーザンF)※4歳馬
21年
①エフフォーリア(生産:ノーザンF)※3歳馬
② ディープボンド【非社台】※4歳馬
③クロノジェネシス(生産:ノーザンF)
20年
①クロノジェネシス(生産:ノーザンF)※4歳馬
②サラキア(生産:ノーザンF)
③フィエールマン(生産:ノーザンF)
19年
①リスグラシュー(生産:ノーザンF)
②サートゥルナーリア(生産:ノーザンF)※3歳馬
③ワールドプレミア(生産:ノーザンF)※3歳馬
18年
①ブラストワンピース(生産:ノーザンF)※3歳馬
②レイデオロ(生産:ノーザンF)※4歳馬
③シュヴァルグラン(生産:ノーザンF)
※丸数字は有馬記念の着順を示します。
今年の出走登録馬の中で、以下9頭がノーザンF生産馬に該当していますが、ドウデュースは誰が考えても有力ながら、今年はノーザンF生産馬の4歳馬が出走していないだけに、3歳馬の2頭にも注意が必要だろうと思います。
《ノーザンF生産馬》
アーバンシック 3歳馬
シャフリヤール 6歳馬
ジャスティンパレス 5歳馬
スタニングローズ 5歳馬
ダノンベルーガ 5歳馬
ドウデュース 5歳馬
ハヤヤッコ 8歳馬
レガレイラ 3歳馬
ローシャムパーク 5歳馬
以上、有馬記念における社台系生産馬についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。