本日は天皇賞秋のデータ分析最終日として、落穂拾い的に3つのデータを確認して、とりあえずのまとめにしたいと思います。
よかったら予想の参考にしてください。
(1) ノーザンF生産馬が有力
春秋のGⅠはやはり社台系。
2019年以降(直近5年間)の好走馬を確認すると、3着以内に好走した15頭中11頭がノーザンF生産馬といった極端な結果となっていますので、これは天皇賞秋攻略の一つのセオリーと言っても過言ではないですね。
とりあえず以下に過去5年間の好走馬をまとめてみます。
23年
① イクイノックス(ノーザンF生産馬)
②ジャスティンパレス(ノーザンF生産馬)
③ブログノーシステム(社台F生産馬)
22年
① イクイノックス(ノーザンF生産馬)
②パンサラッサ(非社台系)
③ダノンベルーガ(ノーザンF生産馬)
21年
①エフフォーリア(ノーザンF生産馬)
②コントレイル(非社台系)
③グランアレグリア(ノーザンF生産馬)
20年
①アーモンドアイ(ノーザンF生産馬)
②フィエールマン(ノーザンF生産馬)
③クロノジェネシス(ノーザンF生産馬)
19年
①アーモンドアイ(ノーザンF生産馬)
②ダノンプレミアム(非社台系)
③アエロリット(ノーザンF生産馬)
※丸数字は秋天の着順を示します。
・ノーザンF生産馬:11頭
・社台F生産馬 :1頭
・非社台系 :3頭
ちなみに今年出走予定のノーザンF生産馬は以下の7頭。
《ノーザンF生産馬》
ジャスティンパレス
ステラヴェローチェ
タスティエーラ
ダノンベルーガ
ドゥデュース
マテンロウスカイ
リバティアイランド
過去データから考えると、上記の中から複数頭が好走する可能性は高そうで、本命馬はこの中から選択すべきだろうと思います。
(2) 前走GⅠ出走馬が有力
近年の天皇賞秋はステップレースを挟まず、GⅠから直行する馬が好成績を挙げています。
⚫︎前走GⅠ:6-7-4-19(3着内率 47.2%)
⚫︎前走GⅡ:4-3-6-84(3着内率 13.4%)
⚫︎前走GⅢ:0-0-0-11(3着内率 0%)
⚫︎前走OP:0-0-0-2 (3着内率 0%)
あまりにも単純なデータですが、上記のデータを見ると、やはり本命馬は前走GⅠ出走馬から選択すべきだろうと思います。
ちなみに今年は以下5頭が該当しています。
※該当馬
ソールオリエンス(前走宝塚記念2着)
ベラジオオペラ(前走宝塚記念3着)
ドゥデュース(前走宝塚記念6着)
ジャスティンパレス(前走宝塚記念10着)
タスティエーラ(前走天皇賞春7着)
(3) 勝ち馬の傾向
このデータは今年のJRAホームページに掲載されているものをアレンジしたものですが、過去6年間の天皇賞秋勝ち馬には以下3点の共通点があったとのこと。
a. 関東馬(美浦所属馬)
b. 4歳以下
c. 前走3着以内
今年の出走馬で上記の3項目を全てクリアしている馬は以下の3頭。
ソールオリエンス
ホウオウビスケッツ
レーベンスティール
過去データから考えると要注意の3頭だと思います。
以上、天皇賞秋における好走パターンについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。