過去10年間の新潟記念を振り返ってみると、3連単配当は6度10万馬券超え。
直近では3年連続10万馬券超えとなっていますので、近年は更にこの傾向が顕著になっているようにも感じます。
《新潟記念3連単配当》
23年:221,290(2人→7人→10人)
22年:709,120(10人→9人→3人)
21年:264,560(12人→3人→2人)
20年: 32,940(2人→3人→5人)
19年:105,090(2人→6人→8人)
18年: 57,170(1人→6人→13人)
17年:132,650(6人→1人→12人)
16年: 59,970(2人→1人→9人)
15年:384,550(6人→9人→13人)
14年: 28,290(1人→5人→3人)
上記の通り、的中させることがかなり難しい波乱含みのハンデ重賞ですが、いくつかの好走パターンを確認しながら、有力馬をピックアップしていきたいと思います。
本日から3日間連続で、私が注目している傾向をご紹介しますので、よかったら皆様の予想の参考にしてください。
(1) 血統
このデータは2023年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、過去6年間の新潟記念では、父か母父にキングカメハメハの血を持つ馬が9頭も馬券に絡んでいます。
23年
①ノッキングポイント(母父キングカメハメハ)
②ユーキャンスマイル(父キングカメハメハ)
22年
②ユーキャンスマイル(父キングカメハメハ)
21年
③クラヴェル(母父キングカメハメハ)
20年
①ブラヴァス(父キングカメハメハ)
②ジナンボー(母父キングカメハメハ)
19年
①ユーキャンスマイル(父キングカメハメハ)
②ジナンボー(母父キングカメハメハ)
18年
①ブラストワンピース(母父キングカメハメハ)
*丸数字は新潟記念の着順を示します。
この結果を見る限り、父か母父にキングカメハメハの血統を持つ馬には要注意と言えそうですね。
今年は以下2頭が該当しています。
キングズパレス(父キングカメハメハ)
シンリョクカ(母父キングカメハメハ)
(2) 斤量
このデータは今年のJRAホームページに掲載されているものですが、過去10年間の新潟記念は、斤量56,0kg以上の馬が5-8-3-53(3着内率 23.2%)とまずまずの好走率を残しています。
*2024年JRAホームページより引用
今年は以下6頭が斤量56.0kg以上に該当しており、注意が必要だろうと思います。
アスクワイルドモア 56.0kg
キングズパレス 57.0kg
セレシオン 56.0kg
バラジ 56.0kg
ラーグルフ 58.0kg
レッドラディエンス 58.5kg
以上、新潟記念における好走データについての見解(その1)でした。
それではまたお会いしましょう。