過去8年間のマイラーズCにおける社台系生産馬の好走状況を確認したところ、3着内24頭中14頭が社台系生産馬。
但し、桜花賞、皐月賞、天皇賞春と続くGⅠ戦線の谷間ということもあり、非社台の馬も普通に馬券に絡んでいますし、現在の競馬界を支配するノーザンF生産馬の好走がやや少ない印象を受けますね。
23年
①シュネルマイスター(ノーザンF)5歳
②ガイアフォース(追分F)4歳
③ソウルラッシュ(非社台)5歳
22年
①ソウルラッシュ(非社台)4歳
②ホウオウアマゾン(ノーザンF)4歳
③ファルコニア(社台F) 5歳
21年
①ケイデンスコール(ノーザンF)6歳
②アルジャンナ(ノーザンF)4歳
③カイザーミノル(非社台)5歳
20年
①インディチャンプ(ノーザンF)5歳
②ベステンダンク(非社台)8歳
③ヴァンドギャルド(社台F)4歳
19年
①ダノンプレミアム(非社台F)4歳
②グァンチャーレ(非社台)7歳
③パクスアメリカーナ(非社台)4歳
18年
①サングレーザー(追分F)4歳
②モズアスコット(非社台)4歳
③エアスピネル(社台F)5歳
17年
①イスラボニータ(白老F)
6歳
②エアスピネル(社台F)4歳
③ヤングマンパワー(ノーザンF)5歳
16年
①クルーガー(ノーザンF)4歳
②ダノンシャーク(非社台)8歳
③クラレント(非社台)7歳
※丸数字はマイラーズCの着順を示します。
上記赤字で記載した社台系のパターンを眺めて気付くことですが、
ノーザンF生産馬:7頭
社台F生産馬 :4頭
白老F生産馬 :1頭
追分F生産馬 :2頭
非社台 :10頭
こうして並べてみれば明確なように、ノーザンF生産馬以外の社台系生産馬の活躍も目立ちますね。
そして年齢は4・5歳馬が優勢。
今年は以下11頭の社台系生産馬が出走していますが、
◼️ノーザンF生産馬
アリストテレス 7歳
スパイダーゴールド 5歳
リューベック 5歳
セッション 4歳
フリームファクシ 4歳
◼️社台F生産馬
エアロロノア 7歳
ソーヴァリアント 6歳
トゥードジボン 5歳
コレペティトール 4歳
◾️白老F生産馬
トランキリテ 5歳
◾️追分F生産馬
セリフォス 5歳
「社台系生産馬&4〜5歳馬」に該当している以下8頭には要注意だろうと思います。
スパイダーゴールド
リューベック
セッション
フリームファクシ
トゥードジボン
コレペティトール
トランキリテ
セリフォス
以上、マイラーズCにおける社台系についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。