今回は今年の皐月賞で私が注目している好走データを2つご紹介します。
皐月賞攻略のための参考にしてください。
(1) 勝ち馬の条件A
このデータは2021年JRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、2011年から2022年まで(12年間)の皐月賞勝ち馬は全て、以下のいずれかに該当しています。
(a) 前走2〜3月の芝1800〜2000m重賞連対
(b) 前走ホープフルS勝利
《皐月賞勝ち馬の前走》
23年:不発
22年:ジオグリフ(前走2月 共同通信杯2着、東京芝1800m)
21年:エフフォーリア(前走2月 共同通信杯1着、東京芝1800m)
20年:コントレイル(前走ホープフルS1着)
19年:サートゥルナーリア(前走ホープフルS1着)
18年:エポカドーロ(前走3月 スプリングS2着、中山芝1800m)
17年:アルアイン(前走3月 毎日杯1着、阪神芝1800m)
16年:ディージェスティ(前走2月 共同通信杯1着、東京芝1800m)
15年:ドゥラメンテ(前走2月 共同通信杯2着、東京芝1800m)
14年:イスラボニータ(前走2月 共同通信杯1着、東京芝1800m)
13年:ロゴタイプ(前走3月 スプリングS1着、中山芝1800m)
12年:ゴールドシップ(前走2月 共同通信杯1着、東京芝1800m)
11年:オルフェーヴル(前走3月 スプリングS1着、中山芝1800m)
昨年はついにこの該当馬の連勝記録が途絶えてしまいましたが、それでも2・3着馬はやはり上記パターンの該当馬。
やはり上記パターンの該当馬は要注意と言えるでしょう。
ちなみに今年は以下8頭が上記好走パターンに該当しています。
アレグロブリランテ(前走3月 スプリングS2着、中山芝1800m)
コスモキュランダ(前走3月 弥生賞ディープ記念1着、中山芝2000m)
シンエンペラー(前走3月 弥生賞ディープ記念2着、中山芝2000m)
ジャスティンミラノ(前走2月 共同通信杯1着、東京芝1800m)
ジャンタルマンタル(前走2月 共同通信杯1着、東京芝1800m)
ビザンチンドリーム(前走3月 きさらぎ賞1着、京都芝1800m)
メイショウタバル(前走3月 毎日杯3着、阪神芝1800m)
レガレイラ(ホープフルS1着、中山芝2000m)
過去の傾向から考えると、この中から勝ち馬馬が出る可能性はかなり高そうで、当然ながら軽視禁物だろうと考えています。
(2) 勝ち馬の条件B(通算出走回数と初勝利後の次走成績)
このデータは2022年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、過去9年間の勝ち馬は全て、以下2つの項目を共にクリアしています。
(a) 通算出走回数4回以下
(b) 初勝利後の次走で勝利
*2022年JRAホームページより引用・改変
ちなみに今年は以下6頭が上記好走パターンに該当しています。
アーバンシック(キャリア3戦・初勝利後百日草特別1着)
エコロヴァルツ(キャリア4戦・初勝利後コスモス賞1着)
シンエンペラー(キャリア4戦・初勝利後京都2歳S1着)
ジャスティンミラノ(キャリア2戦・初勝利後共同通信杯1着)
ジャンタルマンタル(キャリア4戦・初勝利後共同通信杯2着)
ビザンチンドリーム(キャリア2戦・初勝利後きさらぎ賞1着)
以上、皐月賞における好走データについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。