桜花賞(社台系)


春のクラシックと言えば社台系。

牝馬3冠レースの中でも最も格式の高い桜花賞は、社台が獲りに来るGⅠの筆頭格のレースでもあり、過去7年間の好走馬を見ても、社台系生産馬が圧倒的な存在感を示していることが分かります。

23年

①リバティアイランド(生産:ノーザンF、馬主:サンデーR)1番人気

②コナコースト(生産:ノーザンF、馬主:サンデーR)6番人気

③ペリファーニア(生産:ノーザンF、馬主:キャロットF)5番人気

22年

①スターズオンアース(生産:社台F、馬主:社台レースホース)7番人気

②ウォーターナビレラ(非社台)3番人気

③ナムラクレア(非社台)6番人気

21年

①ソダシ(生産:ノーザンF)2番人気

②サトノレイナス(生産:ノーザンF)1番人気

③ファインルージュ(生産:ノーザンF)8番人気

20年

①デアリングタクト(非社台)2番人気

②レシステンシア(生産:ノーザンF、馬主:キャロットF)1番人気

③スマイルカナ(非社台)9番人気

19年

①グランアレグリア(生産:ノーザンF、馬主:サンデーR)2番人気

②シゲルピンクダイヤ(非社台)7番人気

③クロノジェネシス(生産:ノーザンF、馬主:サンデーR)3番人気

18年

①アーモンドアイ(生産:ノーザンF)2番人気

②ラッキーライラック(生産:ノーザンF、馬主:サンデーR)1番人気

③リリーノーブル(生産:ノーザンF、馬主:サンデーR)3番人気

17年

①レーヌミノル(非社台)8番人気

②リスグラシュー(生産:ノーザンF、馬主:キャロットF)3番人気

③ソウルスターリング(生産:社台F、馬主:社台レースホース)1番人気

※丸数字は桜花賞の着順を示します。

上記の通り過去7年間の好走馬21頭中15頭が社台系生産馬で、そのうちの13頭がノーザンF生産馬。

そして注目のポイントは、「ノーザンF生産馬+馬主社台系クラブ法人」「社台F生産馬+馬主社台系クラブ法人」のパターンがこの7年間で11頭も好走していること。

キャロットF、サンデーR、社台レースホースといった社台系クラブ法人が所有する馬には特に注意が必要ですね。

ちなみに今年の出走馬の中で、

このパターンに該当している馬は以下の5頭。

アスコリピチェーノ(生産:ノーザンF、馬主:サンデーR)

イフェイオン(生産:社台F、馬主:社台RH)

クイーンズウォーク(生産:ノーザンF、馬主:サンデーR)

チェルヴィニア(生産:ノーザンF、馬主:サンデーR)

テウメッサ(生産:ノーザンF、馬主:サンデーR)

過去の傾向を見ても「社台系生産馬+馬主社台系クラブ法人」のパターンには特に注意が必要だろうと思います。

以上、桜花賞における社台系生産馬についての見解でした。

それではまたお会いしましょう。


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