本日は近年の高松宮記念において、特に私が気になっている傾向を2つご紹介します。
高松宮記念の攻略のために、よかったら参考にしてください。
(1) 7歳以上馬は割り引き
近年の高松宮記念はほぼ7歳以上の馬が好走していません。
4歳馬:3-3-2-31(3着内率 20.5%)
5歳馬:3-3-3-35(3着内率 20.5%)
6歳馬:2-4-3-35(3着内率 20.5%)
7歳〜:2-0-2-35(3着内率 7.5%)
7歳以上の高齢馬は過去10年間遡っても4頭しか馬券に絡んでいませんが、但し、このうちの2頭は昨年の1・3着馬。
(それだからこそ昨年は3連単668,280円の波乱決着だった訳ですが)
昨年2頭が馬券に絡んでいるだけに、全く軽視するのは危険とはいえ、それでも他に強力な買い材料が無い限り、7歳以上馬は割り引きが必要だろうと思います。
今年は以下4頭が7歳以上のマイナスデータに該当しています。
クリノガウディー 8歳
ウインカーネリアン 7歳
グランデマーレ 7歳
ロータスランド 7歳
(2) ミスプロ系種牡馬の馬が有力
このデータは2022年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、過去7年間の高松宮記念はミスプロ系種牡馬の馬が好成績を挙げています。
・ミスプロ系種牡馬:5-3-3-31(3着内率 26.2%、過去7年間)
今年の出走登録馬の中で、種牡馬がミスプロ産駒の馬は以下の5頭。
ウインマーベル(父ミスプロ直仔フェーティナイナー系)
キミワクイーン(父ミスプロ系ロードカナロア)
グランデマーレ(父ミスプロ系ロードカナロア)
シャンパンカラー(父ミスプロ系ドゥラメンテ)
ルガル(父ミスプロ系ドゥラメンテ)
上記を眺めた印象では、ほとんどが穴馬のオンパレードですが、昨年は該当馬(キングカメハメハ産駒)のファストフォースが単勝12番人気で勝利していますので、やはり軽視は禁物だろうと思います。
以上、高松宮記念の好走データ(その1)についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。