スプリングSは皐月賞や日本ダービーといったクラシックに直結していることもあって、やはり社台系生産馬の好走が目立ちます。
中でも特に好走が目立つのは「社台系生産馬&社台系クラブ法人所有馬」か「社台系生産馬&外国人騎手」のパターンの馬。
以下に近年の具体的な好走例をピックアップしてみます。
23年
①ベラジオオペ(生産:社台F)
*社台系クラブ法人所有馬、外国人騎手騎乗馬の出走無し
22年
②アライバル(生産:ノーザンF・馬主:キャロットF、騎手:ルメール)
③サトノヘリオス(生産:社台F)
21年
①ヴィクティファルス(生産:ノーザンF)
③ボーデン(生産:ノーザンF)
*外国人騎手騎乗馬の出走無し
20年
②ヴェルトライゼンデ(生産:ノーザンF・馬主:サンデーR)
③サクセッション(生産:ノーザンF・馬主:キャロットF)
19年
③ディキシーナイト(生産:ノーザンF・馬主:キャロットF)
18年
①ステルヴィオ(生産:ノーザンF・馬主:サンデーR、騎手:ルメール)
17年
②アウトライアーズ(生産:ノーザンF)
16年
①マウントロブソン(生産:ノーザンF・騎手:シュタルケ)
15年
②リアルスティール(生産:ノーザンF・馬主:サンデーR)
14年
①ロサギガンティア(生産:社台F・馬主:社台RH、騎手:M.デムーロ)
13年
①ロゴタイプ(生産:社台F・馬主:吉田照哉、騎手:C.デムーロ)
12年
①グランデッツァ(生産:社台F・馬主:社台RH、騎手:M.デムーロ)
②ディープブリランテ(馬主:サンデーR)
※丸数字はスプリングSの着順を示します。
上記、2012年以降の過去12年間で社台系生産馬が16頭好走。
この16頭の傾向を簡単にをまとめると、
・16頭中8頭が社台RHやサンデーR、キャロットFなどの社台系クラブ法人所有馬
・16頭中6頭が外国人騎手騎乗馬
このように見ていくと、社台系生産馬の中でも馬主社台系法人の馬や、外国人騎手騎乗馬には細心の注意が必要と言えそうですね。
今年の出走登録馬の中で、社台系生産馬は以下の8頭。
《社台系生産馬&馬主社台系法人》
アレグロブリランテ(生産:ノーザンF・馬主:サンデーR)
シックスペンス(生産:ノーザンF・馬主:キャロットF)
ルカランフィースト(生産:社台F・馬主:社台RH)
ログラール(生産:ノーザンF・馬主:キャロットF)
《その他社台系生産馬》
ジュンゴールド(生産:ノーザンF)
スティンガーグラス(生産:ノーザンF)
ブエナオンダ(生産:ノーザンF・馬主:金子真人氏)
ペッレグリーニ(生産:ノーザンF・馬主:吉田勝己氏)
今年はノーザンF生産馬が7頭も出走しているだけに、この中から複数頭が好走する確率はかなり高いだろうと考えています。
以上、スプリングSにおける社台系生産馬についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。