本日はフェブラリーSにおいて、私が重視している好走パターンを2つご紹介しますので、レース攻略の参考にしてください。
(1) 馬体重
このデータは2022年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、2012年以降(過去12年間)のフェブラリーSにおいて、馬体重500kg以上の大型馬が10-7-10-84(3着内率 24.3%)と好成績を残しています。
(ちなみに大型馬優勢のデータは今年のJRAホームページにも掲載されています)
上記の12年間において、馬体重499kg以下の馬の成績が2-5-2-71(3着内率 11.3%)ですので、これだけ好走率に差があれば、やはり馬体重500kg以上の大型馬を狙うことが一つのセオリーになりそうですね。
とりあえず前走の馬体重が500kg以上だった馬をピックアップすると、以下16頭が該当していました。
(何頭かは回避・除外になるとはいえ、今年は異常なまでに該当馬が多いですね)
レース当日の馬体重が分かるまではとりあえず暫定の候補馬になりますが、とりあえず以下の馬は軽視禁物だろうと思います。
イグナイター(前走馬体重503kg)
カラテ(前走馬体重540kg)
ガイアフォース(前走馬体重500kg)
キングズソード(前走馬体重510kg)
ケンシンコウ(前走馬体重502kg)
サンライズアリオン(前走馬体重524kg)
サンライズフレイム(前走馬体重512kg)
サンライズホーク(前走馬体重512kg)
シャマル(前走馬体重510kg)
シャンパンカラー(前走馬体重504kg)
ジャスティンカフェ(前走馬体重506kg)
タガノビューティー(前走馬体重520kg)
ドゥラエレーデ(前走馬体重510kg)
ドンフランキー(前走馬体重588kg)
ペプチドナイル(前走馬体重534kg)
ワールズコライド(前走馬体重538kg)
(2) 東京競馬場実績
過去8年間のフェブラリーS好走馬を見ていくと、
「直近4走以内に東京競馬場のダート重賞で連対した実績を持つ馬」
このパターンの馬が毎年好走していることに気づきます。
以下に具体的な事例をピックアップしてみますが、今年も近走で根岸S、武蔵野S、ユニコーンSといった東京競馬場のダート重賞で連対した実績のある馬には要注意ですね。
23年
①レモンポップ(前走根岸S1着)1番人気
22年
① カフェファラオ(4走前フェブラリーS1着)2番人気
②テイエムサウスダン(前走根岸S1着)5番人気
21年
① カフェファラオ(4走前ユニコーンS1着)1番人気
③ ワンダーリーデル(前走根岸S2着)8番人気
20年
① モズアスコット(前走根岸S1着)1番人気
19年
③ユラノト(前走根岸S2着)8番人気
18年
①ノンコノユメ(前走根岸S1着)4番人気
③インカンテーション(前々走武蔵野S1着)6番人気
17年
①ゴールドドリーム(4走前ユニコーンS1着)2番人気
②ベストウォーリア(前走根岸S2着)5番人気
③カフジテイク(前走根岸S1着)1番人気
16年
①モーニン(前走根岸S1着)2番人気
②ノンコノユメ(前々走武蔵野S1着)1番人気
※丸数字は着順を示します。
今年の出走登録馬の中で、このパターンに該当している馬は以下の3頭。
タガノビューティー(前々走武蔵野S2着)
ペリエール(3走前ユニコーンS1着)
レッドルゼル(3走前フェブラリーS2着)
過去データから考えると、この3頭は軽視は禁物だろうと思います。
以上、フェブラリーSにおける好走条件についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。