本日は主に2023年のJRAホームページに紹介されていたデータを中心に、3つの傾向についてご紹介します。
よかったら京成杯攻略の参考にして下さい。
(1) キャリア1戦馬が有力
このデータは2023年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、過去6年間の京成杯ではキャリアの少ない馬ほど好成績を挙げています。
《京成杯キャリア別成績》
キャリア1戦馬 :4-1-2-7
キャリア2戦馬 :0-3-3-18
キャリア3戦馬 :2-1-1-17
キャリア4戦以上:0-1-0-16
この結果を見る限り、特にキャリア1戦馬には要注意と考えるべきでしょう。
ちなみに今年の出走馬の中で、キャリア1戦馬には以下3頭が該当しています。
《キャリア1戦馬》
グローリーアティン
ニシノフィアンス
バードウォッチャー
(2) 関東馬が優勢
このデータも2023年のJRAホームページに紹介されていたもののアレンジですが、過去6年間の勝ち馬は全て関東馬で、かつこの6頭は全て前走6番人気以内、かつキャリア3戦以内といった共通点があります。
23年:ソールオリエンス
*美浦所属・前走2番人気・キャリア1戦
22年:オニャンコポン
*美浦所属・前走6番人気・キャリア3戦
21年:グラティアス
*美浦所属・前走1番人気・キャリア1戦
20年:クリスタルブラック
*美浦所属・前走3番人気・キャリア1戦
19年:ラストドラフト
*美浦所属・前走1番人気・キャリア1戦
18年:ジェネラーレウーノ
*美浦所属・前走4番人気・キャリア3戦
今年の出走馬の中では以下9頭が前走6番人気以内、キャリア3戦以内の関東馬に該当しています。
アーバンシック
*美浦所属・前走3番人気・キャリア2戦
アスクナイスショー
*美浦所属・前走1番人気・キャリア2戦
グローリーアティン
*美浦所属・前走3番人気・キャリア1戦
コスモブッドレア
*美浦所属・前走5番人気・キャリア3戦
ドゥレイクパセージ
*美浦所属・前走1番人気・キャリア2戦
ニシノフィアンス
*美浦所属・前走1番人気・キャリア1戦
バードウォッチャー
*美浦所属・前走1番人気・キャリア1戦
マイネルフランツ
*美浦所属・前走6番人気・キャリア3戦
ロードヴェスパー
*美浦所属・前走3番人気・キャリア3戦
(3) 中山芝2000mで勝利実績のある馬が有力
元々、中山コースは中山適性の高い馬が好走しがちな舞台ですが、近年の京成杯は中山芝1800m、もしくは中山芝2000mで勝利実績のある馬がちょくちょく馬券に絡んでいることが分かります。
中山芝1800m、中山芝2000m共にコーナー4つで急坂のある小回りのトリッキーな舞台。
これらのコースで勝利実績のある馬が好走するのはむしろ当然のことかも知れません。
23年
③セブンマジシャン(1番人気)
*中山芝1800m新馬戦1着
22年
①オニャンコポン(6人気)
*中山芝2000m新馬戦1着
②ロジハービン(5人気)
*中山芝2000m未勝利戦1着
21年
②タイムトゥヘヴン(2人気)
*中山芝2000m未勝利戦1着
20年
①クリスタルブラック(7人気)
*中山芝2000m新馬戦1着
19年
該当馬の好走なし
18年
①ジェネラーレウーノ(1人気)
*中山芝2000m葉牡丹賞1着
③イェッツト
*中山芝1800m新馬戦1着
※丸数字は着順を示します。
今年は以下4頭(1頭は準クリア)がこのパターンに該当しています。
アスクナイスショー
*中山芝2000m未勝利戦1着
ニシノフィアンス
*中山芝1800m新馬戦1着
レイデラルース
*中山芝2000m葉牡丹賞3着、中山芝2000m未勝利戦1着(同コース複数の好走実績)
マイネルフランツ 準クリア
*中山芝2000m葉牡丹賞2着、中山芝2000m新馬戦3着(同コース複数の好走実績)
以上、京成杯における好走データについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。