新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。
さて、年始の東西金杯から年末の有馬記念まで、また新たな1年間が始まりましたが、今年の金杯は久しぶりの土曜日開催ですね。
しかも過去3年間は京都競馬場が改修工事で使えなかったため、4年ぶりとなる京都開催。
過去3年間のデータがほとんど参考にならないため、何をポイントに予想するかは悩ましいところですが、とりあえず幾つかの好走パターンを以下にまとめてみます。
(1) 前走芝1600m重賞・OP特別出走馬が好成績
過去10年間の京都金杯の結果を見ると、前走芝1600mの重賞かOP特別出走馬が6勝。
今年は該当馬が出走登録馬30頭中15頭と、とても絞りきれるものではありませんが、今後、除外馬、回避馬がかなり出ますので、とりあえず現時点の該当馬15頭を以下にピックアップしておきます。
*該当馬
アナゴサン
エンペザー
カレンシュトラウス
クリノプレミアム
グラティアス
サヴァ
サクラトゥジュール
シャイニーロック
セッション
セルバーグ
タイムトゥヘヴン
ダノンタッチダウン
ドーブネ
マテンロウオリオン
メイショウシンタケ
京都開催だった2018〜2020年の3年間を見ると、前走芝1600mOP特別出走馬の中でも、特に前走リゲルS(阪神芝1600m)出走馬が毎年好走しているのが分かります。
20年
①サウンドキアラ(前走リゲルS3着)
19年
①パクスアメリカーナ(前走リゲルS1着)
18年
①ブラックムーン(前走リゲルS5着)
③レッドアンシェル(前走リゲルS1着)
*丸数字は着順を示します。
今年は以下4頭が前走リゲルS出走馬に該当しています。
《前走リゲルS出走馬》
④エンペザー
⑥カレンシュトラウス
⑦グラティアス
⑧アナゴサン
(2) 前走4角を3番手以内で通過した先行馬に要注意
開幕週の京都芝コースだけに、逃げ・先行馬にも要注意ですね。
空振りの年もありますが、以下の通り前から行った馬が穴を開けるケースも目立ちます。
20年
③ボンセルヴィーソ 14番人気 前走2-2-①
19年
②マイスタイル 5番人気 前走1-1-1-1-⑧
18年
該当馬の好走なし
今年は以下8頭がこの好走パターンに該当しています。
※該当馬
アナゴサン 1-1-⑧
エンペザー 3-3-④
セルバーグ 2-2-⑯
ダノンタッチダウン 1-1-⑪
トゥードジボン 1-1-①
ドーブネ 1-1-①
フリームファクシ 2-2-2-2-⑧
プルパレイ 2-2-⑨
(3) 前走重賞6〜9着馬が好成績
このデータは今年のJRAホームページに紹介されているものですが、近年の京都金杯は前走で6〜9着に入線した馬が好成績を挙げているとのこと。
但し、前走OP特別6着以下の馬は1-0-1-25と不振とのことで、前走重賞出走馬であることが条件のようですね。
*2024年JRAホームページから引用
今年の出走馬の中では、以下5頭の馬がこのパターンに該当しています。
*該当馬
アヴェラーレ 前走スワンS7着
アンドヴァラナウト 前走府中牝馬S6着
サクラトゥジュール 前走関屋記念6着
フリームファクシ 前走チャレンジC8着
リューベック 前走中日新聞杯9着
(4) 内枠有利
2015〜2020年の京都開催6年間の結果を見ると、3着内に好走した18頭中13頭が7番より内枠を引いた馬がだったことが分かります。
(特になぜか7番を引いた馬が高い好走率)
20年:①3番→②6番→③7番
19年:①12番→②15番→③7番
18年:①9番→②13番→③7番
17年:①6番→②1番→③5番
16年:①7番→②14番→③6番
15年:①4番→②1番→③2番
今年も「迷った時は内枠」は京都金杯の一つのポイントのような気がします。
京都金杯はまだ気になる好走データもありますが、長くなりましたので、今回はここまでとさせて頂きます。
以上、京都金杯における好走データについでの見解でした。
それではまたお会いしましょう。