今週はアルゼンチン共和国杯の攻略を目指したいと思いますが、本日からの3日間でいくつかの好走データを確認したいと思います。
よかったら予想の参考にして下さい。
(1) 夏場に休養を挟んだ上位人気馬が有力
この好走データは2021年のJRAホームページに紹介されていたものに、その後の結果を追加したものですが、過去7年間の勝ち馬7頭中6頭は、前走が5月か6月で、かつ当日の人気が3番人気以内だったとのこと。
(例外は2022年の勝ち馬ブレークアップ)
要するに「夏場を休養に当てた上位人気馬」が有力とのことで、本命馬を選択する際には非常に参考になりそうですね。
《アルゼンチン共和国杯勝ち馬の傾向》
2022年:ブレークアップ(6番人気、前走10月10日六社S、前々走6月11日ジューンS)
2021年:オーソリティ(1番人気、前走5月2日天皇賞春)
2020年:オーソリティ(3番人気、前走5月2日青葉賞)
2019年:ムイトオブリガード(2番人気、前走5月26日目黒記念)
2018年:パフォーマプロミス(3番人気、前走6月24日宝塚記念)
2017年:スワーヴリチャード(1番人気、前走5月28日日本ダービー)
2016年:シュヴァルグラン(2番人気、前走6月26日宝塚記念)
ちなみに今年の出走馬の中で、前走5月・6月の馬は以下の3頭。
アリストテレス(前走5月28日目黒記念)
ディアスティマ(前走5月28日日目黒記念)
ヒュミードル(前走4月30日天皇賞春)
*天皇賞春は例年4月29日から5月3日の間に開催されるため、前走5月に加えています。
上記の3頭の馬が当日3番人気以内に支持されれば、それだけで本命候補として注目すべきだろうと思います。
(2) 東京競馬場実績
この傾向は今年のJRAホームページに掲載されているものですが、2017年以降(過去6年間)のアルゼンチン共和国杯勝ち馬は、直近2走以内に東京競馬場のレースに出走しており、全て5着以内に入線していたとのこと。
しかも昨年のブレークアップのように、前走六社S勝利といった重賞以外のレースの実績も反映されており、やはり近走で東京競馬場の実績がある馬は要注意と言えるでしょう。
*2023年JRAホームページより引用
今年の出走登録馬の中では、以下8頭がこのパターンに該当しています。
ゼッフィーロ(前々走目黒記念4着)
チャックネイト(前走六社S1着)
テーオーソラネル(前走オクトーバーS5着)
ディアスティマ(前走目黒記念2着)
ハーツイストワール(前々走アルゼンチン共和国杯2着)
ヒュミドール(前々走ダイヤモンドS2着)
ヒートオンビート(前々走目黒記念1着)
レッドバリエンテ(前々走府中S5着)
以上、アルゼンチン共和国における好走データ(その1)についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。