昨日は菊花賞における好走ローテ、前走神戸新聞杯組をチェックしましたが、もう一つのトライアルレース、前走セントライト記念組は、菊花賞の前哨戦とはいえないような不振傾向が続いていました。
《過去10年間の傾向》
神戸新聞杯 :6-5-4-51(3着内率 22.7%)
セントライト記念:3-3-1-43(3着内率 14.0%)
しかし2019年以降は前走セントライト記念組が4年連続馬券に絡んでおり、少し傾向が変わってきているだけに軽視は禁物。
とりあえず以下に前走セントライト記念組の好走パターンを軽くまとめてみます。
22年
①アスクビクターモア(前走セントライト記念2着)2番人気
21年
①タイトルホルダー(前走セントライト記念13着)4番人気
②オーソクレース(前走セントライト記念3着)3番人気
20年
③サトノフラッグ(前走セントライト記念2着)5番人気
19年
②サトノルークス(前走セントライト記念2着)8番人気
18年
*前走セントライト記念組の好走無し
17年
②クリンチャー(前走セントライト記念9着)10番人気
16年
*前走セントライト記念組の好走無し
15年
①キタサンブラック(前走セントライト記念1着)5番人気
14年
*前走セントライト記念組の好走無し
13年
*前走セントライト記念組の好走無し
※丸数字は菊花賞の着順を示します。
前走セントライト記念組から菊花賞の3着内に好走した馬をピックアップしてみましたが、2017年のクリンチャーと昨年のタイトルホルダーを除く5頭はセントライト記念で3着以内に好走した馬。
この5頭から判断する限り、セントライト記念組が好走するとしたら、3着内に連対した馬以外は考えにくいですね。
ちなみに今年の出走登録馬を確認すると、前走セントライト記念組は以下1頭のみが該当。
②ソールオリエンス 1番人気
※丸数字は着順を示します。
という訳で、前回と今回の2回の記事でご紹介した好走ローテから見た現時点の菊花賞注目馬は以下の4頭になりますね。
サトノグランツ(前走神戸新聞杯1着)
サヴォーナ(前走神戸新聞杯2着)
ファントムシーフ(前走神戸新聞杯3着)
ソールオリエンス(前走セントライト記念2着)
最終的な評価はもう少し過去データをチェックしてから決定したいと思いますが、現時点では本命馬はこの4頭の中から選択したいと考えています。
以上、菊花賞におけるローテーションについての見解(その2)でした。
それでは、またお会いしましょう。