今回は前回に引き続き秋華賞の好走データを2つご紹介します。
よかったらレース攻略の参考にして下さい。
(3) 前走ローズS組
秋華賞において注意すべきローテーションは、もう一つのトライアルである前走ローズS組。
過去の秋華賞においては最重要のステップレースでしたが、最近5年間を見るとわずか3頭(しかも全て3着)しか馬券に絡んでおらず、最近はオークスからの直行組、前走紫苑S組に押される形で、やや不振傾向が続いていますね。
ちなみに紫苑Sが重賞に昇格した2016年以降の7年間で、前走ローズS組は0-1-5-33。
参考までに過去5年間のローズS出走馬(9着以内)の、秋華賞における着順を以下に記載してみます。
《2018年前走ローズS組の秋華賞着順》
①カンタービレ → 秋華賞3着
②サラキア → 秋華賞4着
③ラテュロス → 秋華賞5着
④ゴージャスランチ → 秋華賞8着
⑨オールフォーラヴ → 秋華賞14着
《2019年前走ローズS組の秋華賞着順》
①ダノンファンタジー → 秋華賞8着
②ビーチサンバ → 秋華賞5着
④シゲルピンクダイヤ → 秋華賞3着
⑨シャドウディーヴァ → 秋華賞4着
《2020年前走ローズS組の秋華賞着順》
①リアアメリア → 秋華賞13着
②ムジカ → 秋華賞8着
③オーマイダーリン → 秋華賞6着
⑤クラヴァシュドール → 秋華賞17着
⑧フィオリキアリ → 秋華賞10着
《2021年前走ローズS組の秋華賞着順》
①アンドヴァラナウト →秋華賞3着
②エイシンヒテン → 秋華賞4着
③アールドヴィーヴル → 秋華賞7着
⑦エンスージアズム → 秋華賞14着
《2022年前走ローズS組の秋華賞着順》
①アートハウス → 秋華賞5着
③エグランタイン → 秋華賞6着
⑤メモリーレゾン → 秋華賞4着
※丸数字は着順を示します。
今年の該当馬(前走ローズS出走馬)は以下の4頭ですが、
①マスクトディーヴァ
③マラキナイア
⑫コンクシェル
⑭ラヴェル
*丸数字は着順を示します。
勝ち馬のマスクトディーヴァ以外は消しが正解だろうと感じています。
(4) 前走上がり実績
このデータは今年のJRAホームページに掲載されているものですが、京都競馬場で開催された2013年から2020年までの8年間において、前走上がり3位以内の末脚を繰り出した馬が、高確率で馬券に絡んでいるとのこと。
*2023年JRAホームページより引用
今年は以下9頭がこの好走パターンに該当しており、この中から複数頭が馬券に絡む可能性は相当高いだろうと思います。
シランケド(前走紫苑S上がり2位)
ドゥーラ(前走クイーンS上がり2位)
ハーパー(前走オークス上がり3位)
ピピオラ(前走西海賞上がり3位)
フェアエールング(前走釧路湿原特別上がり3位)
フェステスバント(前走WASJ4上がり最速)
マスクトディーヴァ(前走ローズS上がり2位)
モリアーナ(前走紫苑S上がり最速)
リバティアイランド(前走オークス上がり最速)
以上、秋華賞における好走データ(その2)についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。