本日はこれまでにご紹介したデータに引き続き、更に好走データを2つご紹介します。
京成杯AH攻略の参考にしてください。
(5) 枠順
この好走データは今年のJRAホームページに掲載されているものですが、過去10年間の京成杯AHにおいて、新潟開催の2014年を除く9年間の枠順別成績を確認すると、10番から12番を引いた馬が6勝を挙げており、中でも10番が4-0-0-4と勝利数で抜けた好成績を残しているとのこと。
*2023年JRAホームページより引用
なんとなく中山マイルは内枠有利といった印象が強く、事実1〜3番を引いた馬も高い3着内率を残しているのですが、それ以上に外寄りの10〜12番を引いた馬に有利な傾向を示している。
この点については、やはり注意が必要だろうと思います。
(6) 芝1600m実績
このデータも今年のJRAホームページに掲載されているものですが、2016年以降の勝ち馬7頭中6頭は、直近に出走していた芝1600mのレースで3着以内に入線していたとのこと。
*2023年JRAホームページより引用
なお、2021年の勝ち馬カテドラルは、GⅠ安田記念で12着だったものの、その直前の芝1600mGⅢで、2戦連続2着に入線しており、GⅠの芝1600m戦で4着以下に敗れていてもノーカウントと考えるべきですね。
ということで、京成杯AHの好走条件は以下のようなものになります。
「直近の芝1600mのレースで3着以内に入線(但し芝1600mGⅠで4着以下の成績はノーカウント)していること」
今年の出走馬の中で上記の好走パターンに該当している馬は以下の6頭。
アスクコンナモンダ
インダストリア
グラニット
ソウルラッシュ
トーセンローリエ
ラインベック
この6頭は現時点の本命候補として注目しています。
以上、京成杯AHにおける好走データについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。