今回はユニコーンSにおける2つの好走データをご紹介しますので、よかったらレース攻略の参考にして下さい。
(1) 前走の位置取り
このデータは2019年のJRAホームページに掲載されていたデータを参考にして、大箱にアレンジしたものですが、過去7年間の3着以内馬21頭中11頭は「前走4コーナー通過順位が4〜8番手」でした。
以下の通り、(9番手以下の)後ろから行く馬や、逃げ・番手から行く馬はなかなか好走できないといった感じですかね?
◾️前走の4コーナー通過順位
22年
①ペイシャエス(前走4角2番手)
②セキフウ(不明 *前走海外のレース)
③バトルクライ(前走4角7番手)
21年
①スマッシャー(前走4角10番手)
② サヴァ(前走4角7番手)
③ケイアイロベージ(前走4角5番手)
20年
①カフェファラオ(前走4角8番手)
②デュードヴァン(前走4角6番手)
③ケンシンコウ(前走4角6番手)
19年
①ワイドファラオ(初ダート)
②デュープロセス(前走4角4番手)
③ダンツキャッスル(前走4角1番手)
18年
①ルヴァンスレーヴ(前走4角2番手)
②グレートタイム(前走4角4番手)
③エングローサー(前走4角9番手)
17年
①サンライズノヴァ(前走4角3番手)
②ハルクンノテソーロ(前走4角8番手)
③サンライズソア(前走4角3番手)
16年
①ゴールドドリーム(前走4角6番手)
②ストロングバローズ(前走4角5番手)
③グレンツェント(前走4角3番手)
*括弧内は前走の4コーナー通過順位
今年の出走馬を確認したところ、以下5頭が「前走4コーナー通過順位が4〜8番手」の好走パターンに該当していました。
サンライズジーク(前走4角5番手)
ジャスパーバローズ(前走4角6番手)
ハードワイヤード(前走4角5番手)
プライアセンス(前走4角5番手)
ヘンリー(前走4角4番手)
*括弧内は前走の4コーナー通過順位
過去の傾向から考えると、この中から好走馬が出る可能性が高そうで、私自身大いに注目しています。
(2) 勝ち馬の条件
このデータは昨年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、過去5年間の勝ち馬は全て以下2点をクリアしていました。
a. 前走から中4週以上
b. 前走馬体重510kg未満
《ユニコーンS 過去5年間の勝ち馬》
22年:ペイシャエス 中4週 前走480kg
21年:スマッシャー 中6週 前走470kg
20年:カフェファラオ 中16週 前走504kg
19年:ワイドファラオ 中5週 前走500kg
18年:ルヴァンスレーヴ 中10週 前走496kg
ちなみに前走510kg以上だった馬は2018年以降0-1-0-15とほとんど馬券に絡んでおらず、やはり割り引きが必要ですね。
《前走510kg以上の馬》
コパノパサディナ 前走514kg
ヘンリー 前走532kg
ベンダバリラビア 前走522kg
ワールズコライド 前走528kg
ちなみに今年の出走馬の中では以下6頭が上記2点の好走パターンに該当しています。
オマツリオトコ 前走4月8日 前走482kg
グレートサンドシー 前走3月12日 前走496kg
サンライズジーク 前走5月3日 前走503kg
ハードワイヤード 前走5月7日 前走502kg
ブライアンセンス 前走5月6日 前走488kg
ラフエイジアン 前走5月14日 前走468kg
近年の勝ち馬の傾向から考えると、この中から好走馬が出る可能性もありそうで、私自身大いに注目しています。
以上、ユニコーンSにおける好走データについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。