近年のエプソムCで興味深い傾向は、前走で3番人気以内の上位人気に支持されていた馬が毎年連対していること。
あまりにも単純なデータで恐縮ですが、これは2012年以降11年連続している、エプソムCのいわゆる必殺データの一つ。
とりあえず以下に2012年以降の好走例をピックアップしてみます。
22年
①ノースブリッジ(前走3番人気)*4番人気
③ダーリントンホール(前走1番人気)*2番人気
21年
① ザダル(前走3番人気)*3番人気
③ ファルコニア(前走1番人気)*2番人気
20年
②ソーグリッタリング(前走3番人気)*5番人気
19年
①レイエンダ(前走1番人気)*5番人気
③ソーグリッタリング(前走2番人気)*1番人気
18年
①サトノアーサー(前走2番人気)*2番人気
③グリュイエール(前走3番人気)*5番人
17年
②アストラエンブレム(前走1番人気)*1番人気
③マイネルハニー(前走3番人気)*6番人
16年
②フルーキー(前走1番人気)*3番人気
15年
①エイシンヒカリ(前走1番人気)*2番人気
②サトノアラジン(前走1番人気)*1番人気
14年
①ディサイファ(前走1番人気)*2番人気
13年
①クラレント(前走2番人気)*4番人気
②ジャスタウェイ(前走2番人気)*3番人
12年
①トーセンレーヴ(前走2番人気)*1番人気
※丸数字はエプソムCの着順を示します。
上記の11年間で3着以内に好走した33頭中18頭が該当していますので、今年も注目の好走パターンになりそうですね。
更に当日の人気(上記*印)を見ると、17頭が5番人気以内。
「前走3番人気以内、当日5番人気以内」
これがエプソムCの一つの好走パターンなのだろうと思います。
ちなみに今年の出走登録馬の中で、前走3番人気以内の馬は以下の7頭が該当していました
インダストリア(前走3番人気)*
エアファンディタ(前走1番人気)
カワキタレブリー(前走3番人気)*
ジャスティンカフェ(前走2番人気)
ヤマニンサンパ(前走2番人気)
ルージュエヴァイユ(前走1番人気)*
レインフロムヘヴン(前走2番人気)
※上記の*印は4歳馬
あとは当日5番人気以内に支持されれば好走パターンをクリアすることになりますが、この中でも要注意は*印を付けた3頭の4歳馬で、この3頭の中から1頭くらいは馬券に絡んできそうな気がして、私自身注目しています。
以上、エプソムCにおける前走人気についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。