今回は近年のJRAホームページに掲載されていたデータを3つご紹介します。
日本ダービー攻略の参考にしてください。
(1) 通算勝利数
このデータは2022年のJRAホームページに掲載されていたものに、昨年の結果を加えたものですが、2012年以降の11年間で、通算勝利数3勝以上の馬が好成績を挙げています。
《通算勝利数別成績》
4勝以上:2-2-0-8(3着内率 33.3%)
3勝 :5-7-7-54(3着内率 26.0%)
2勝 :4-2-4-85(3着内率 10.5%)
1勝 :0-0-0-16(3着内率 0.0%)
今年は以下8頭が通算勝利数3勝以上に該当しており、注意が必要だろうと思います。
サトノグランツ 3勝
ショウナンバシット 3勝
スキルヴィング 3勝
ソールオリエンス 3勝
パクスオトマニカ 3勝
ファントムシーフ 3勝
フリームファクシ 3勝
べラジオオペラ 3勝
(2) 勝ち馬の条件-1
このデータは2021年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、2011年から2020年までの10年間は、以下a〜dの4項目をクリアしていた馬が連続して勝ち続けていたとのこと。
a. 前走皐月賞 or 前走京都新聞杯
b. 前走から騎手の乗り替わり無し
c. 前走1着か敗れても1秒差以内
d. 前走5番人気以内
但し、このデータ該当馬の連続勝利実績は2020年で途絶えてしまったものの、翌年からの2年間もこのデータ該当馬が連続して好走。
《2021年以降の該当馬の好走例》
21年:2着エフフォーリア
22年:1着ドウデュース・2着イクイノックス
この傾向を見る限り、上記4項目を全てクリアしている馬の好走率は高いと考えるべきでしょう。
ちなみに今年は以下2頭が上記4項目を全てクリアしています。
ソールオリエンス
サトノグランツ
この2頭は現時点の本命候補として注目しています。
(3) 勝ち馬の条件-2
このデータは今年のJRAホームページに掲載されているものを一部アレンジしたものですが、過去10年間の日本ダービー勝ち馬はほぼ以下2点をクリアしていたとのこと。
a. 前走距離が1800〜2200m(10頭)
b. 前走上がり3位以内(9頭)
c. 前走5番人気以内(10頭)
※括弧内は過去10年間の該当馬数
例外は2018年の勝ち馬ワグネリアンのみで、この馬は前走上がり3F順位が5位。
しかしそれ以外の馬は上記の3項を全てクリアしていましたので、やはり注意が必要だろうと思います。
なお、今年は以下7頭がこの好走パターンに該当しています。
サトノグランツ
シーズンリッチ
ソールオリエンス
タスティエーラ
ノッキングポイント
パクスオトマニカ
ファントムシーフ
以上、日本ダービーにおけるJRAホームページ掲載データについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。