大阪杯(社台系)


大阪杯は2017年からGⅠにに昇格しましたが、それ以前から春のGⅠを目指す有力古馬が始動する舞台で、毎年社台系有力馬の好走が目に付くレースでもありました。
この傾向はGⅠに昇格した後でももちろん変わることはなく、やはり社台系生産馬には細心の注意が必要だろうと思います。

以下にGⅠ昇格後の6年間における社台系生産馬の好走例を記載してみます。

22年

① ポタジェ(ノーザンF生産馬、8番人気)*ディープインパクト産駒

②レイパパレ(ノーザンF生産馬、3番人気)*ディープインパクト産駒

③ アリーヴォ(ノーザンF生産馬、7番人気)

21年

① レイパパレ(ノーザンF生産馬、4番人気)

20年

①ラッキーライラック(ノーザンF生産馬、2番人気)

②クロノジェネシス(ノーザンF生産馬、4番人気)

19年

①アルアイン(ノーザンF生産馬、9番人気)*ディープインパクト産駒

③ワグネリアン(ノーザンF生産馬、4番人気)*ディープインパクト産駒

18年

①スワーヴリチャード(ノーザンF生産馬、1番人気)

②ペルシアンナイト(追分F生産馬、6番人気)

③アルアイン(ノーザンF生産馬、2番人気)*ディープインパクト産駒

17年

②ステファノス(生産:ノーザンF、7番人気)*ディープインパクト産駒

※丸数字は大阪杯の着順を示します。

過去6年間の好走馬18頭中12頭が社台系生産馬で、そのうち11頭がノーザンF生産馬。

私自身、大阪杯にはなんとなく堅い決着のイメージを抱いていたものの、2022年1着ポタジェ(8番人気)、同年3着アリーヴォ(7番人気)、2019年1着アルアイン(9番人気)、2017年の2着ステファノス(7番人気)のように、ちょくちょく人気薄が好走した事例もありますので注意が必要ですね。

そして社台系生産馬で馬券に絡んだ12頭中7頭はディープインパクト産駒。

要するに大阪杯はノーザンF生産馬が狙い目で、中でもディープインパクト産駒には要注意といった顕著な傾向が見られますね。

今年は以下の8頭がノーザンF生産馬に該当していますが、これらの中でもディープインパクト産駒(*印)の2頭は、特に要注意だろうと思います。

ヴェルトライゼンデ(ノーザンF生産馬)
キラーアビリティ(ノーザンF生産馬)*
ジェラルディーナ(ノーザンF生産馬)
ダノンザキッド(ノーザンF生産馬)
ヒシイグアス(ノーザンF生産馬)
ヒンドゥータイムズ(ノーザンF生産馬)
ポタジェ(ノーザンF生産馬)*
ワンダフルタウン(ノーザンF生産馬)

※上記の*印はディープインパクト産駒

以上、大阪杯における社台系生産馬についての見解でした。

それではまたお会いしましょう。


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