本日はこれまでと少し違う視点から、Fレビューの好走パターンをチェックしておきたいと思います。
よかったら予想の参考にしてください。
◾️内枠の差し馬
近年のFレビューの結果を眺めていると、毎年はほぼ同じパターンの馬が、人気に無関係に好走し続けていることに気づきます。
それは「3枠より内枠を引いた差し・追い込み馬」で、以下の通り非常に類似したパターンの馬の好走が目立ちます。
22年
①サブライムアンセム(3枠4番、前走上がり最速 *阪神芝1400m未勝利戦上がり2位の実績有)2番人気
②ナムラクレア(2枠2番、前々走上がり最速 *阪神芝1400mGⅢ上がり最速の実績有)1番人気
21年
①シゲルピンクルビー(3枠5番、前々走上がり3位 *阪神芝1400m新馬戦上がり3位の実績有)8番人気
20年
①エーポス(3枠5番、前々走上がり3位、3走前上がり2位)5番人気
19年
①ノーワン(1枠1番、前走上がり最速、3走前上がり最速)12番人気
①プールヴィル(3枠6番、前走上がり最速、3走前上がり3位)3番人気
18年
③デルニエオール(1枠2番、前走上がり2位、前々走上がり3位 *阪神芝1400m新馬戦上がり最速の実績有)5番人気
※丸数字は着順を示します。(2019年は1着同着)
まだ枠順決定前ですが、今年もこのパターンの馬は押さえが必要と考えるべきでしょう。
◾️ノーザンF生産馬の不振
Fレビューは阪神芝1400mで開催される重賞ですが、クラシックとは全く関連しない非根幹距離のレースということもあって、ノーザンF生産馬が意外と苦戦しています。
と言いながら昨年はノーザンF生産馬のサブライムアンセムが勝っていますので完全に無視することはできないものの、直近4年間で1-0-2-8と1頭しか勝っていないことは注目すべきポイントのように感じています。
《Fレビュー:ノーザンF生産馬の成績》
22年:ノーザンF生産馬3頭出走
①サブライムアンセム(ノーザンF生産馬)
21年:ノーザンF生産馬4頭出走
③ミニーアイル(ノーザンF生産馬)
20年:ノーザンF生産馬3頭出走
③ナイントゥファイブ(ノーザンF生産馬)
19年:ノーザンF生産馬1頭出走
*ノーザンF生産馬の好走なし
この4年間のFレビューにおいて、ノーザンF生産馬の成績を振り返ってみると、2019年はアウィルアウェイが1番人気7着、2020年はアヌラーダプラが3番人気9着、2021年はエルカスティージョが3番人気5着、2022年はマイシンフォニーが3番人気4着と、毎年のように人気を裏切っていますので、昨年ノーザンF生産馬が勝ったとはいえ、このレースはノーザンF生産馬を本命に指名することはやや躊躇(ためら)われますね。
今年は以下3頭がノーザンF生産馬に該当しています。
イコノスタシス
ブトンドール
ランフリーバンクス
以上、Fレビューにおける好走パターンについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。