チャンピオンズC(好走データ)


昨日、一昨日の2日間で近年のチャンピオンズCの傾向を軽くチェックしてみましたが、今回は落ち穂拾い的に2つの好走データを確認しておきたいと思います。

皆様の予想の参考にしてください。

(1) 乗り替わりの馬に要注意

このデータは今年のJRAホームページに掲載されているものですが、過去10年間のチャンピオンズCにおいて、騎手の乗り替わりの馬がしばしば穴を開けているとのこと。

以下の通り前走と同じ騎手が騎乗していた馬と、乗り替わりの馬の好走率は拮抗しているものの、乗り替わりで好走した15頭中9頭が8番人気以下の馬だったとのことで、これは非常に面白い傾向ですね。

*2025年JRAホームページより引用

ちなみに過去10年間のチャンピオンズCで、8番人気以下の馬が馬券に絡んだのは合計10頭。

そのうちの9頭が乗り替わりの馬だったことを考えれば、このパターンの馬が穴を開ける可能性は高そうですね。

今年は以下9頭が騎手の乗り替わりの馬に該当しており、注意が必要だろうと思います。

ウィリアムバローズ
メイショウハリオ
セラフィックコール
ヘリオス
ハギノアレグリアス
テンカジョウ
シックスペンス
サンライズジパング
ルクソールカフェ

(2) リピーター

チャンピオンズCが開催される中京ダート1800mは、左回り、長い直線、急坂などやや特徴的なコースで、このコースを得意とするリピーターが生まれやすい舞台。

近年のチャンピオンズC好走馬を見ると、下記2レースで好走した実績のある馬がしばしば馬券に絡んでいることが分かります。

・過去のチャンピオンズC好走馬
・近年のシリウスS好走馬

ちなみにチャンピオンズCは中京ダート1800m、シリウスSは中京ダート1900mで開催されますが、この2つの距離はほぼ同じコース形態で、ダートスタートであることや、ラスト直線が410m強である点も同じ。

この2つのレースで好走実績がある馬がチャンピオンズCで好走しやすいのも、むしろ当たり前のことかも知れません。

24年

①レモンポップ(23年チャンピオンズC1着)1番人気

②ウィルソンテソーロ(23年チャンピオンズC2着)2番人気

23年

*該当馬の好走なし

22年

①ジュンライトボルト(22年シリウスS1着)3番人気

③ハピ(22年シリウスS2着)6番人気

21年

②チュウワウィザード(20年チャンピオンズC1着)3番人気

20年

②ゴールドドリーム(19年チャンピオンズC2着 、17年チャンピオンズC1着)3番人気

③インティ(19年チャンピオンズC3着)10番人気

19年

② ゴールドドリーム(17年チャンピオンズC1着)1番人気

18年

②ウェスタールンド(18年シリウスS2着)8番人気

③サンライズソア(18年シリウスS3着)3番人気

17年

*該当馬の好走なし

16年

①サウンドトゥルー(15年チャンピオンズC3着)6番人気

②アウォーディー(15年シリウスS1着)1番人気

※丸数字は着順を示します。

今年は以下の2頭が過去のチャンピオンズC好走馬、近年のシリウスS好走馬に該当していますので、軽視は禁物だろうと思います。

ウィルソンテソーロ(24年チャンピオンズC2着・23年チャンピオンズC2着)

ハギノアレグリアス(24年シリウスS1着・23年シリウスS1着)

3日間に渡ってチャンピオンズCの傾向を探ってきましたが、なんとなく好走馬のイメージが浮かんできた感じがしますね。

これまでにご紹介した好走データと他の情報などを組み合わせて、このレースの最終予想につなげて行きたいと思います。

以上、チャンピオンズCにおける好走データについての見解でした。

それではまたお会いしましょう。


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