本日は菊花賞の好走ローテを確認しておきたいと思います。
よかったら菊花賞予想の参考にして下さい。
(1) 前走神戸新聞杯組に要注意
菊花賞で最も重要なステップレースだった前走神戸新聞杯組。
しかし近年は前走神戸新聞杯組が不振で、過去10年間の成績も4-3-4-52と、3着内率でも17.5%に留まっています。
24年
*前走神戸新聞杯組の好走なし
23年
*前走神戸新聞杯組の好走なし
22年
②ボルドグフーシュ(前走神戸新聞杯3着)
③ジャスティンパレス(前走神戸新聞杯1着)
21年
*前走神戸新聞杯組の好走なし
20年
①コントレイル(前走神戸新聞杯1着)
19年
①ワールドプレミア(前走神戸新聞杯3着)
③ヴェロックス(前走神戸新聞杯2着)
18年
②エタリオウ(前走神戸新聞杯2着)
17年
①キセキ(前走神戸新聞杯2着)
16年
①サトノダイヤモンド(前走神戸新聞杯1着)
③エアスピネル(前走神戸新聞杯5着)
15年
②リアルスティール(前走神戸新聞杯2着)
③リアファル(前走神戸新聞杯1着)
※丸数字は菊花賞の着順を示します。
とりあえず過去10年間の該当馬を並べてみたものの、やはり直近4年間で3度不発に終わっているのは気になりますね。
とはいえ複数頭が好走する年もあって取り扱いが難しいのですが、好走している馬のほとんどが神戸新聞杯で3着以内に入線した馬ですので、神戸新聞杯組で買えるのは同レースの3着以内馬になりそうですね。
ちなみに今年の出走登録馬の中で前走神戸新聞杯3着以内馬は以下の3頭。
①エリキング 2番人気
②ショウヘイ 1番人気
③ジョバンニ 3番人気
※丸数字は着順を示します。
過去データから考えると、本命に指名するかどうかはともかくとして、この3頭は軽視禁物だろうと思います。
(2) 前走セントライト記念組が有力
前項で菊花賞における好走ローテ、神戸新聞杯組をチェックしましたが、もう一つのトライアルレース、セントライト記念組は、以前は菊花賞の前哨戦とはいえないような不振傾向が続いていました。
しかし近年の好走率を見ると、神戸新聞杯組以上に好走馬が出ていて、特に2019年以降は前走セントライト記念組が6年連続馬券に絡んでいますので、近年は前走神戸新聞杯以上の主要ローテと考えるべきかも知れません。
ちなみに前走セントライト記念組の成績は、過去10年間で4-3-2-35(3着内率 20.5%)。
とりあえず以下に前走セントライト記念組の好走パターンを軽くまとめてみましょう。
24年
①アーバンシック(前走セントライト記念2番人気1着)2番人気
23年
③ソールオリエンス(前走セントライト記念1番人気2着)1番人気
22年
①アスクビクターモア(前走セントライト記念1番人気2着)2番人気
21年
①タイトルホルダー(前走セントライト記念1番人気13着)4番人気
②オーソクレース(前走セントライト記念5番人気3着)3番人気
20年
③サトノフラッグ(前走セントライト記念1番人2着)5番人気
19年
②サトノルークス(前走セントライト記念8番人気2着)8番人気
18年
*前走セントライト記念組の好走無し
17年
②クリンチャー(前走セントライト記念4番人気9着)10番人気
16年
*前走セントライト記念組の好走無し
15年
①キタサンブラック(前走セントライト記念6番人気1着)5番人気
※丸数字は菊花賞の着順を示します。
前走セントライト記念組から菊花賞の3着内に好走した馬をピックアップしてみましたが、2017年のクリンチャーと2021年のタイトルホルダーを除く6頭はセントライト記念で3着以内に好走した馬。
上記の傾向から判断する限り、セントライト記念組は神戸新聞杯組同様、3着内に好走した馬以外は無視しても良さそうですね。
ちなみに今年の出走登録馬を確認すると、前走セントライト記念好走馬は以下2頭。
②ヤマニンブークリエ 8番人気
③レッドバンデ 2番人気
※丸数字は着順を示します。
上記の好走ローテから何頭かの馬がピックアップされましたが、ローテーションからの狙い目は以下の5頭になるだろうと思います。
エリキング(前走神戸新聞杯1着)
ショウヘイ(前走神戸新聞杯2着)
ジョバンニ(前走神戸新聞杯3着)
ヤマニンブークリエ(前走セントライト記念2着)
レッドバンデ(前走セントライト記念3着)
この5頭の中で1〜2頭は馬券に絡むような気がして、私自身注目しています。
以上、菊花賞におけるローテーションについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。