今回は前回に引き続き秋華賞の好走データを2つご紹介します。
よかったらレース攻略の参考にして下さい。
(3) 前走ローズS組連対馬に要注意
秋華賞において注意すべきローテーションは、もう一つのトライアルである前走ローズS組。
過去の秋華賞においては最重要のステップレースでしたが、直近7年間を見るとわずか4頭(しかも秋華賞の勝ち馬はゼロ)しか馬券に絡んでおらず、最近はオークスからの直行組、前走紫苑S組に押される形で、やや不振傾向が続いていますね。
ちなみに紫苑Sが重賞に昇格した2016年以降の9年間で、前走ローズS組は0-2-5-41。
参考までに過去7年間のローズS出走馬(9着以内)の、秋華賞における着順を以下に記載してみます。
《2018年前走ローズS組の秋華賞着順》
①カンタービレ → 秋華賞3着
②サラキア → 秋華賞4着
③ラテュロス → 秋華賞5着
④ゴージャスランチ → 秋華賞8着
⑨オールフォーラヴ → 秋華賞14着
《2019年前走ローズS組の秋華賞着順》
①ダノンファンタジー → 秋華賞8着
②ビーチサンバ → 秋華賞5着
④シゲルピンクダイヤ → 秋華賞3着
⑨シャドウディーヴァ → 秋華賞4着
《2020年前走ローズS組の秋華賞着順》
①リアアメリア → 秋華賞13着
②ムジカ → 秋華賞8着
③オーマイダーリン → 秋華賞6着
⑤クラヴァシュドール → 秋華賞17着
⑧フィオリキアリ → 秋華賞10着
《2021年前走ローズS組の秋華賞着順》
①アンドヴァラナウト →秋華賞3着
②エイシンヒテン → 秋華賞4着
③アールドヴィーヴル → 秋華賞7着
⑦エンスージアズム → 秋華賞14着
《2022年前走ローズS組の秋華賞着順》
①アートハウス → 秋華賞5着
③エグランタイン → 秋華賞6着
⑤メモリーレゾン → 秋華賞4着
《2023年前走ローズS組の秋華賞着順》
①マスクトディーヴァ → 秋華賞2着
③マラキナイア → 秋華賞6着
《2023年前走ローズS組の秋華賞着順》
①クイーンズウォーク → 秋華賞15着
③セキトバイースト → 秋華賞13着
④タガノエルピーダ → 秋華賞7着
⑦ラヴァンダ → 秋華賞4着
※丸数字は秋華賞の着順を示します。
今年の該当馬(前走ローズS出走馬)は以下の8頭ですが、
①カムニャック
②テレサ
③セナスタイル
④ビップデイジー
⑥ヴーレヴー
⑧パラディレーヌ
⑩ルージュソリテール
⑮ランフォーヴァウ
*丸数字は着順を示します。
オークス勝ち馬のカムニャック以外は割り引きが必要だろうと感じています。
(4) 前走上がり実績
このデータは2023年のJRAホームページに掲載されているものですが、京都競馬場で開催された2013年から2020年までの8年間において、前走上がり3位以内の末脚を繰り出した馬が、高確率で馬券に絡んでいるとのこと。

*2023年JRAホームページより引用
2021〜2022年の2年間は阪神開催のため除外するとして、京都開催に戻った2023年の1〜3着馬、2024年の1〜3着馬も全て前走上がり3ハロン3位以内に該当していましたので、今年も要注目のデータになりそうですね。
今年は以下8頭がこの好走パターンに該当しており、この中から複数頭が馬券に絡む可能性は相当高いだろうと思います。
インヴォーグ(前走武田尾特別1着上がり最速)
カネラフィーナ(前走洞爺湖特別1着上がり3位)
カムニャック(前走ローズS1着上がり3位)
グローリーリンク(前走夕月特別1着上がり最速)
ジョスラン(前走紫苑S2着上がり2位)
セナスタイル(前走ローズS3着上がり最速)
ダノンフェアレディ(前走紫苑S3着上がり3位)
マピュース(前走中京記念1着上がり3位)
以上、秋華賞における好走データ(その2)についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。