今回は今年の関屋記念において、私が注目している好走データを3つご紹介しますので、レース攻略の参考にしてください。
(1) 5歳馬に要注意
過去10年間の関屋記念好走馬30頭を確認すると、半数以上の17頭が5歳馬で、しかもこの間、毎年5歳馬が好走し続けてていることが分かります。
《関屋記念 好走馬の年齢》
24年:5歳馬→5歳馬→5歳馬
23年:5歳馬→5歳馬→6歳馬
22年:5歳馬→6歳馬→4歳馬
21年:4歳馬→5歳馬→3歳馬
20年:6歳馬→5歳馬→4歳馬
19年:6歳馬→6歳馬→5歳馬
18年:3歳馬→5歳馬→5歳馬
17年:5歳馬→5歳馬→5歳馬
16年:4歳馬→4歳馬→5歳馬
15年:5歳馬→5歳馬→3歳馬
この傾向はハンデ戦に変更されてもおそらく変わらないのではないか?
今年は以下4頭が5歳馬に該当していますので、細心の注意が必要だろうと思います。
《5歳馬》
キョウエイブリッサ
ジョウショーホープ
ダイシンヤマト
ハクサンバード
(2) 勝ち馬の条件(その1)
このデータは昨年のJRAホームページに掲載されていたものですが、2014年から2023年までの10年間は、勝ち馬10頭中9頭が以下のパターンに該当していたとのこと。
直近3走以内の芝1600mのレース(但しGⅠ以外)で単勝2番人気以内に支持された実績あり
このパターンの例外は2017年の勝ち馬マルターズアポジーのみだったものの、昨年(2024年)は久しぶりに該当馬5頭が全て凡走。

*2024年JRAホームページより引用
しかし過去11年間で2年連続不発だった年がないことから、今年はまた該当馬の好走が期待できるのではないか?
今年は以下5頭がこの好走パターンに該当しており、本命候補として注目しています。
アルセナール(前走分倍河原S2番人気1着)
イミグラントソング(前々走NZT2番人気1着)
ダイシンヤマト(前々走あけぼのS2番人気1着)
フォーチュンタイム(3走前秋風S2番人気2着)
ボンドガール(前々走阪神牝馬S1番人気5着)
(3) 勝ち馬の条件(その2)
このデータは今年のJRAホームページに掲載されているものですが、過去10年間の関屋記念勝ち馬には、概ね以下の傾向があるとのこと。
a. 前走勝利か勝ち馬と0.4秒差以内:9頭
b. OPクラス芝1600m勝利実績あり:8頭
ちなみにaに該当せずに勝利したのは2017年のマルターズアポジー、bに該当せずに勝利したのは同じくマルターズアポジーと2023年のアヴェラーレの2頭のみ。
今年は上記a・bを共にクリアする馬は出走していませんが、あえて挙げれば以下の馬が準クリアに該当するだろうと思います。
アルセナール(前走1着・クイーンC2着)*準クリア
以上、関屋記念におけるJRAホームページ掲載データについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。