今週は宝塚記念についていくつかの好走データを確認して行きたいと思いますが、かなり有効な戦法は有馬記念好走馬を狙うこと。
「宝塚記念は前年の有馬記念で一桁着順に入線した馬がしばしば馬券に絡む重賞」
このパターンに該当する馬を狙うことが予想の第一歩になるように感じています。
そもそも宝塚記念、有馬記念共に非根幹距離のGⅠで、この2つのレースに強い相関関係があるのはむしろ当然のこと。
以下に具体的な事例を挙げてみます。
24年
②ソールオリエンス(23年有馬記念8着)7番人気
23年
①イクイノックス(22年有馬記念1着)1番人気
22年
① タイトルホルダー(21年有馬記念5着)2番人気
21年
① クロノジェネシス(20年有馬記念1着)1番人気
20年
② キセキ(19年有馬記念5着、18年有馬記念5着)6番人気
19年
②キセキ(18年有馬記念5着)1番人気
③スワーヴリチャード(17年有馬記念4着)6番人気 *準クリア
18年
該当馬なし
(前年の有馬記念好走馬の出走なし)
17年
②ゴールドアクター(16年有馬記念3着、15年有馬記念1着)5番人気
③ミッキークイーン(16年有馬記念5着)4番人気
16年
①マリアライト(15年有馬記念4着)8番人気
③キタサンブラック(15年有馬記念3着)2番人気
15年
②デニムアンドルビー(14年有馬記念9着)10番人気
※丸数字は宝塚記念の着順を示します。
とりあえず過去10年間の該当馬をピックアップしてみましたが、多くの馬が宝塚記念で上位人気に支持されていることはやむを得ないとしても、毎年ワンパターンのように該当馬が馬券に絡んでいます。
2018年は不発に終わっていますが、そもそもこの年は該当馬が1頭も出走していませんでしたので、これはもちろんノーカウントの年。
そして該当馬の前年の有馬記念の着順を見ると、全てが一桁着順以内となっています。
大雑把に書けば、だいたいこんな傾向が見受けられると思います。
今年の出走登録馬の中で、昨年の有馬記念9着以内の馬は以下の6頭。
レガレイラ(24年有馬記念1着)
ベラジオオペラ(24年有馬記念4着)
ジャスティンパレス(24年有馬記念5着)
アーバンシック(24年有馬記念6着)
ローシャムパーク(24年有馬記念7着)
ダノンベルーガ(24年有馬記念9着)
上位人気が想定されるレガレイラ、ベラジオオペラはもちろん有力ですが、ジャスティンパレス、アーバンシック、ローシャムパークなども軽視は禁物ですね。
とりあえず上記6頭は現時点の本命候補として注目したいと思います。
以上、宝塚記念における有馬記念好走馬についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。