日本ダービーは全てのホースマンが目標とする夢の舞台。

社台系生産牧場や社台系クラブ法人も全力でタイトルを取りにくる訳で、当然のことながら毎年社台系生産馬が好走し続けています。

とりあえず具体的な好走例を以下に記載してみましょう。

2024年

①ダノンデサイル（生産：社台Ｆ、馬主：ダノックス）

②ジャスティンミラノ（生産：ノーザンＦ、馬主：三木正浩氏）

2023年

①タスティエーラ（生産：ノーザンＦ、馬主：キャロットＦ）

②ソールオリエンス（生産：社台Ｆ、馬主：社台ＲＨ）

2022年

①ドウデュース（生産：ノーザンＦ、馬主：キーファーズ）

②イクイノックス（生産：ノーザンＦ、馬主：シルクレーシング）

③アスクビクターモア（生産：社台Ｆ、馬主：廣崎利洋ＨＤ）

2021年

①シャフリヤール（生産：ノーザンＦ、馬主：サンデーレーシング）

②エフフォーリア（生産：ノーザンＦ、馬主：キャロットＦ）

③ステラヴェローチェ（生産：ノーザンＦ、馬主：大野照旺氏）

2020年

②サリオス（生産：ノーザンＦ、馬主：シルクレーシング）

③ヴェルトライゼンデ（生産：ノーザンＦ、馬主：サンデーレーシング）

2019年

③ヴェロックス（生産：ノーザンＦ、馬主：金子真人氏）

2018年

①ワグネリアン（生産：ノーザンＦ、馬主：金子真人氏）

③コズミックフォース（生産：ノーザンＦ、馬主：サンデーレーシング）

2017年

①レイデオロ（生産：ノーザンＦ、馬主：キャロットＦ）

②スワーヴリチャード（生産：ノーザンＦ、馬主：ＮＩＣＫＳ）

③アドミラブル（生産：ノーザンＦ、馬主：近藤英子氏）

2016年

①マカヒキ（生産：ノーザンＦ、馬主：金子真人氏）

②サトノダイヤモンド（生産：ノーザンＦ、馬主：里見治氏）

2015年

①ドゥラメンテ（生産：ノーザンＦ、馬主：サンデーＲ）

②サトノラーゼン（生産：ノーザンＦ、馬主：里見治氏）

③サトノクラウン（生産：ノーザンＦ、馬主：里見治氏）

※丸数字は日本ダービーの着順を示します。

過去10年間をチェックしてみましたが、馬券に絡んだ30頭中23頭が社台系生産馬。

しかも2015年、2017年、2021年、2022年は社台系生産馬が馬券圏内を独占。

《日本ダービー社台系生産馬の好走数》

・ノーザンＦ生産馬：20頭
・社台Ｆ生産馬　　：3頭

直近3年間は社台Ｆ生産馬が毎年馬券に絡んでいるものの、ほぼノーザンＦ生産馬が圧倒していますので、今年もノーザンＦ生産馬狙いが基本になりそうですね。

最近の傾向としては、以下の2つのパターンが要注意になりそうですね。

今年の出走馬の中からノーザンＦ生産馬をピックアップしたところ、以下11頭が該当していました。

《ノーザンＦ生産馬》

エムズ（馬主：エムズレーシング）
エリキング（馬主：藤田晋）
カラマティアノス（馬主：サンデーレーシング）
クロワデュノール（馬主：サンデーレーシング）
ショウヘイ（馬主：石川達絵）
ジュンアサヒソラ（馬主：河合純二）
ファイアンクランツ（馬主：サンデーレーシング）
ホウオウアートマン（馬主：小笹芳央）
マイユニバース（馬主：寺田寿男）
ミュージアムマイル（馬主：サンデーレーシング）
リラエンブレム（馬主：Ｇリビエール）

上記の中で注目は、皐月賞1・2着馬のミュージアムマイル、クロワデュノールと、京都新聞杯1・2着馬のショウヘイ、エムズの4頭になりますね。

上記の中からあえて穴馬をピックアップすれば、皐月賞5番人気（11着）のエリキングになりそうですが、果たしてこの辺りの巻き返しはあるのか？

次回の記事でもう少し好走パターンを確認したいと思います。

以上、日本ダービーにおける社台系についての見解でした。

それではまたお会いしましょう。