今回は今年と昨年のＪＲＡホームページに掲載されているデータの中から、私が注目している3つの好走パターンをご紹介します。

よかったらレース攻略の参考にして下さい。

(1) 前走2〜5着の馬が好成績

このデータは今年のＪＲＡホームページに掲載されているものですが、過去10年間のＮＨＫマイルＣにおいて、前走2〜5着の馬が3着内率30.7%の好成績を残している反面、前走1着か6着以下だった馬は、低調な成績に留まっているとのこと。

＊2025年ＪＲＡホームページより引用

今年は以下10頭が前走2〜5着馬に該当していますので、注意が必要だろうと思います。

《前走2〜5着の馬》

アドマイヤズーム（前走ＮＺＴ2着）
アルテヴェローチェ（前走チャーチルＣ2着）
コートアリシアン（前走ＮＺＴ3着）
サトノカルナバル（前走共同通信杯5着）
スリールミニョン（前走チャーチルＣ4着）
パンジャタワー（前走ファルコンＳ4着）
マイネルチケット（前走シンザン記念4着）
マピュース（前走桜花賞4着）
ミーントゥビー（前走ＮＺＴ5着）
モンドデラモーレ（前走ファルコンＳ2着）

(2) マイルＧⅠ好走実績

このデータも今年のＪＲＡホームページに掲載されているものですが、過去10年間のＮＨＫマイルＣにおいて、芝1600mのＧⅠで5着以内に入った経験のある馬は7-2-2-21と、3着内率34.4%の好成績を挙げているとのこと。

今年は以下6頭が芝1600mのＧⅠで5着以内に入った経験のある馬に該当しています。

アドマイヤズーム（朝日杯ＦＳ1着）
アルテヴェローチェ（朝日杯ＦＳ5着）
ショウナンザナドゥ（阪神ＪＦ4着）
スリールミニョン（阪神ＪＦ5着）
マピュース（桜花賞4着）
ランスオブカオス（朝日杯ＦＳ3着）

(3) 勝ち馬の傾向

このデータは昨年のＪＲＡホームページに掲載されていたものを少しアレンジしたものですが、近年のＮＨＫマイルＣ勝ち馬には以下2点の共通点がありました。

a. 2017年以降11番より外枠
b. 前走ＧⅡ・ＧⅢなら3着以内、前走ＧⅠなら5着以内に好走

＊2024年ＪＲＡホームページより引用、改変

ちなみに昨年は1着馬・2着馬が共にこの好走パターンに該当していましたので、今年も要注意と言えそうですね。

今年は以下9頭が上記bに該当しており、11番より外枠を引くことができればこの好走パターンに該当することになりますので、当然ながら軽視は禁物だろうと思います。

イミグラントソング（前走ＮＺＴ1着）
アドマイヤズーム（前走ＮＺＴ2着）
コートアリシアン（前走ＮＺＴ3着）
ランスオブカオス（前走チャーチルＣ1着）
アルテヴェローチェ（前走チャーチルＣ2着）
ミニトランザット（前走チャーチルＣ3着）
ヤンキーバローズ（前走ファルコンＳ1着）
モンドデラモーレ（前走ファルコンＳ2着）
マピュース（前走桜花賞4着）

以上、ＮＨＫマイルＣにおける好走データについての見解でした。

それではまたお会いしましょう。