とりあえず本日は近年のJRAホームページに掲載されていた好走データの中から、気になるものを3つご紹介します。
よかったら天皇賞春攻略の参考にしてください。
(1) 芝3000m以上のGⅠ実績を持つ馬が有力
この好走データも2021年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、以下の通り、芝3000m以上のGⅠで3着以内に好走した実績を持つ馬が、圧倒的な好成績を残していることが分かります。
《芝3000m以上のGⅠで3着以内の経験有り》
*2011年以後(過去14年間) 12-7-5-47(3着内率:33.8%)
天皇賞春は芝3200mといった、GⅠの中では最長距離で開催される重賞ですので、過去の長距離重賞の実績が重要なポイントの一つ。
この傾向は例え京都競馬場が大幅に改修されても変わらないはずで、芝3000m以上のGⅠ実績を持つ馬は要注意と考えるべきでしょう。
ちなみに今年は以下3頭がこの好走パターンに該当しています。
ジャスティンパレス(天皇賞春1着、菊花賞3着)
ブローザホーン(天皇賞春2着)
へデントール(菊花賞2着)
(2) クラシック好走実績のある4〜6歳馬が有力
このレースは2021年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、2011年から2013年まで(13年間)の天皇賞春勝ち馬は、全て以下の3点をクリアしています。
a. 4〜6歳馬
b. クラシックで3着以内の実績あり
c. 牡馬
しかし2024年はこのデータが不発。
連続して好走馬が出ていた好走パターンが途切れた翌年は、逆に狙い目になることが多く、今年は要注意となりそうですね。
更に付け加えると、13頭中10頭は菊花賞で3着以内に好走した実績のある馬。
(菊花賞好走実績のある馬が2015年から2023年まで9連勝)
今年は以下2頭がこの好走パターンに該当しており、本命候補として注目しています。
ジャスティンパレス(菊花賞3着) 6歳
へデントール(菊花賞1着) 4歳
(3) 前走1着馬が有力
このデータは今年のJRAホームページに掲載されているものですが、過去10年間の天皇賞春において、前走1着馬が6-4-5-19(3着内率 44.1%)と高い好走率を残しています。
特に阪神大賞典を勝って臨んだ馬が、4-2-2-1とほぼ全てが好走しているとのこと。

*2025年JRAホームページより引用
ちなみに今年の出走登録馬の中で、以下6頭が前走1着馬に該当しています。
サンライズアース(前走阪神大賞典1着)
ハヤテノフクノスケ(前走阪神3勝クラス1着)
ビザンチンドリーム(前走海外GⅡ 1着)
へデントール(前走ダイヤモンドS1着)
マイネルエンペラー(前走日経賞1着)
リミットバスター(前走阪神2勝クラス1着)
以上、天皇賞春における、JRAホームページ掲載データについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。