本日は近年の高松宮記念において、特に私が注視している傾向を3つご紹介します。
高松宮記念の攻略のために、よかったら参考にしてください。
(1) 7歳以上馬は割り引き
近年の高松宮記念はほぼ7歳以上の馬が好走していません。

*2025年JRAホームページより引用
7歳以上の高齢馬は過去10年間遡っても4頭しか馬券に絡んでいませんが、但し、このうちの2頭は2023年の1・3着馬。
(この2頭は12番人気、13番人気で、3連単668,280円の波乱決着に繋がっていますが…)
つい一昨年に2頭が馬券に絡んでいるため、全く無視するのは危険とはいえ、それでも他に何らかの買い材料が無い限り、7歳以上馬は原則、割り引きが必要だろうと思います。
今年は以下4頭が7歳以上のマイナスデータに該当しています。
ウイングレイテスト 8歳
ヴェントヴォーチェ 8歳
キタノエクスプレス 7歳
トゥラヴェスーラ 10歳
(2) ミスプロ系種牡馬の馬が有力
このデータは2022年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、過去8年間の高松宮記念はミスプロ系種牡馬の馬が好成績を挙げています。
・ミスプロ系種牡馬:5-3-3-34(3着内率 24.4%、過去8年間)
但し、昨年は3頭出走していたミスプロ系種牡馬の馬が全て凡走していますので、今年は試金石のデータとなりますが、今年の出走登録馬の中で、種牡馬がミスプロ産駒の馬は以下の4頭。
エイシンフェンサー(父ミスプロ直仔フェーティナイナー系)
グランテスト(父ミスプロ系ロードカナロア)
サトノレーヴ(父ミスプロ系ロードカナロア)
ルガル(父ミスプロ系ドゥラメンテ)
上記を眺めた印象では、サトノレーヴを除いて穴馬のオンパレードとはいえ、2023年は該当馬のファストフォースが単勝12番人気で勝利していますので、軽視は禁物だろうと思います。
(3) 前年以降の中京重賞で3着以内の実績がある馬に要注意
この傾向は今年のJRAホームページに掲載されているものですが、過去6年間の高松宮記念勝ち馬のうちの5頭は、前年以降の中京重賞で3着以内に好走した実績があるとのこと。

中京はラストの直線が長く、ゴール前に急坂のある特殊コースということもあって、やはり中京適性は重要なポイントになるかも知れません。
今年は以下7頭が前年以降中京重賞で3着以内好走実績を持つ馬に該当しています。
グランテスト CBC賞3着
スズハローム CBC賞2着
トウシンマカオ セントウルS1着
ドロップオブライト CBC賞1着
ナムラクレア 高松宮記念2着
マッドクール 高松宮記念1着
ママコチャ セントウルS2着
以上、高松宮記念の好走データ(その1)についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。