近年の高松宮記念の3連単配当を見ると、2023年66万馬券、2022年278万馬券、2020年21万馬券、2019年449万馬券と、波乱決着が目立ちますね。
《過去10年間の3連単配当》
24年:58,740円
23年:668,280円
22年:2,784,560円
21年:9,770円
20年:217,720円
19年:4,497,470円
18年:60,450円
17年:23,880円
16年:6,690円
15年:81,560円
ただ、高松宮記念の好走ローテは意外とワンパターンで、過去10年間の好走馬30頭中24頭がシルクロードS、阪急杯、オーシャンS、前走香港スプリントからの臨戦馬。
高松宮記念は上記4レースからの臨戦馬を中心に馬券を買うことが基本になりそうですね。
前走シルクロードS:5-2-0-25(3着内率 21.9%)
前走阪急杯 :1-2-3-34(3着内率 15.0%)
前走オーシャンS :1-1-4-52(3着内率 10.3%)
前走香港スプリント:2-0-1-5(3着内李 37.5%)
*4レース計:9-5-8-116(3着内率 15.9%)
ただ、問題は上記ローテーションから臨戦してくる馬が多く、これだけでは絞りきれませんので、もう少し別の視点からのスクリーニングが必要ですね。
そこで直近6年間の好走馬を見ると、前走5番人気以内に支持されていた馬が12頭。
◾️高松宮記念好走馬の前走人気
24年
①マッドクール(前走海外レース)
②ナムラクレア(前走1番人気)
③ビクターザウィナー(前走海外レース)
23年
①ファストフォース(前走10番人気)
②ナムラクレア(前走2番人気)
③トゥラヴェスーラ(前走5番人気)
22年
①ナランフレグ(前走4番人気)
②ロータスランド(前走5番人気)
③キルロード(前走9番人気)
21年
①ダノンスマッシュ(前走海外レース)
②レシステンシア(前走1番人気)
③インディチャンプ(前走3番人気)
20年
①モズスーパーフレア(前走2番人気)
②グランアレグリア(前走1番人気)
③ダイアトニック(前走1番人気)
19年
①ミスターメロディ(前走1番人気)
②セイウンコウセイ(前走5番人気)
③ショウナンアンセム(前走13番人気)
※丸数字は着順を示します。
上記の結果を参考にすると、
「前走阪急杯、オーシャンS、シルクロードSに出走し、5番人気以内に支持されていた馬、もしくは前走香港スプリント出走馬」
このパターンに該当する馬が要注意と言えそうですね。
今年の出走登録馬を確認すると、以下6頭が上記の好走パターンに該当していました。
ママコチャ(前走オーシャンS1番人気1着)
ペアポルックス(前走オーシャンS3番人気2着)
ヴェントヴォーチェ(前走オーシャンS5番人気4着)
サトノレーヴ(前走香港スプリント3着)
トウシンマカオ(前走香港スプリント9着)
ルガル(前走香港スプリント11着)
過去データから考えるとこの6頭の中から好走馬が出る可能性は高そうで、私自身注目しています。
以上、高松宮記念におけるローテーションについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。