本日は中山記念の好走パターンのうち、今年のJRAホームページに掲載されているものを2つご紹介します。
レース攻略の参考にしてください。
(1) 前走GⅠ・GⅢ出走馬に要注意
このデータは今年のJRAホームページに掲載されているものですが、過去10年間の中山記念では前走GⅠもしくは前走GⅢに出走していた馬が好成績を挙げており、この2つの臨戦過程の馬の成績は合わせて9-8-7-47(3着内率 33.8%)とのこと。

*2025年JRAホームページより引用
過去10年間の中山記念好走馬30頭中24頭が前走GⅠ・GⅢ出走馬でしたので、これらの臨戦過程の馬は要注意と考えるべきでしょう。
今年は以下の馬が前走GⅠ・前走GⅢの好走パターンに該当しています。
《前走GⅠ出走馬》
ソウルラッシュ(前走香港マイル3着)
タイムトゥヘヴン(前走マイルCS7着)
《前走GⅢ出走馬》
アルナシーム(前走中山金杯1着)
クルゼイロドスル(前走中日新聞杯7着)
サイルーン(前走エプソムC4着)
パラレルヴィジョン(前走中山金杯6着)
マテンロウスカイ(前走東京新聞杯5着)
メイショウチタン(前走東京新聞杯3着)
リフレーミング(前走小倉記念1着)
(2) JRA重賞勝利実績のある馬が有力
このデータも今年のJRAホームページに掲載されているものですが、過去10年間の中山記念好走馬30頭中24頭は、JRA重賞で勝利実績のある馬だったとのこと。

*2025年JRAホームページより引用
中山記念の好走馬は次走で大阪杯に進むか、あるいはドバイターフに進むかのいずれかになるケースが多いのですが、ドバイターフは超高額賞金のドバイワールドカップやサウジカップなどと比べると、比較的落ち着いた賞金額で、中山記念を叩き台にして次走の海外遠征に備えるようなことはあまり考えなくてもいいような気もしますね。
《ドバイターフ賞金》
1着:約4.3億円
2着:約1.5億円
3着:約7,500万円
4着:約3,750万円
5着:約2,250万円
《大阪杯賞金》
1着:3億円
2着:1.2億円
3着:7,500万円
4着:4,500万円
5着:3,000万円
いずれにしても中山記念に挑む馬はここで勢いを付けて次走の大阪杯、ドバイターフを目指す可能性が高いはずで、重賞勝利実績のある馬がそのまま好走するケースが多いのだろうと思います。
今年は以下の馬が重賞勝利実績のある馬に該当しています。
アルナシーム(25年中山金杯1着、他)
エヒト(23年小倉記念1着、他)
カラテ(23年新潟大賞典1着、他)
グラティアス(21年京成杯1着)
グリューネグリーン(22年京都2歳S1着)
シックスペンス(24年毎日王冠1着、他)
ソウルラッシュ(24年マイルCS1着、他)
タイムトゥヘヴン(22年ダービー卿CT1着)
パラレルヴィジョン(24年ダービー卿CT1着)
ボッケリーニ(23年鳴尾記念1着、他)
マテンロウスカイ(24年中山記念1着)
リフレーミング(24年小倉記念1着)
以上、中山記念における好走データについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。