今回はJRAホームページに掲載されているものを中心に、近年のAJCCにおける好走パターンを2つご紹介します。
よかったらレース攻略の参考にしてください。
(1) 勝ち馬の傾向-1
*前走2着以下の馬で、かつ下記のいずれかのパターンに該当する馬が有力
a. 前走GⅠ:勝ち馬との着差が0.9秒差以内
b. 前走GⅡ・GⅢ:5着以内 & 勝ち馬との着差が0.4秒差以内
このデータは今年のJRAホームページに掲載されているものですが、過去10年間のAJCCにおいて、勝ち馬10頭中9頭は前走が重賞で、しかも着順は2着以下で、その重賞の格によって上記のような傾向があるとのこと。

今年は以下9頭が上記の好走パターンに該当しています。
ダノンデサイル(前走GⅠ・0.2秒差)
ニシノレヴナント(前走GⅠ・0.7秒差)
ビザンチンドリーム(前走GⅠ・0.5秒差)
ポタジェ(前走GⅠ・0.7秒差)
ライラック(前走GⅠ・0.5秒差)
レーベンスティール(前走GⅠ・0.5秒差)
ディープモンスター(前走GⅢ・2着・0.3秒差)
ボーンディスウェイ(前走GⅢ・3着・0.3秒差)
マテンロウレオ(前走GⅢ・3着・0.4秒差)
(2) 勝ち馬の傾向-2
*前年に1800m以上の重賞で3着以内の実績がある馬が有力
このデータは昨年のJRAホームページに掲載されていたものに、昨年の結果を付け加えたものですが、2014年以降のAJCC勝ち馬11頭中9頭は、前年に1800m以上の重賞で3着以内に好走した実績があるとのこと。

上記の通り2019年と2022年はこのパターンが当てはまっていないものの、2019年は2着馬のフィエールマンと3着馬のメートルダールが、2022年は2着馬のマイネルファンロンとボッケリーニがそれぞれこのパターンに該当しており、結局のところ毎年該当馬が好走していることになりますね。
今年は以下8頭が該当していますが、この中から複数頭が好走する可能性は高いだろうと思います。
アウスヴァール
*オールカマー2着
アラタ
*福島記念1着
コスモキュランダ
*セントライト記念2着、皐月賞2着、他
ダノンデサイル
*有馬記念3着、日本ダービー1着、他
チャックネイト
*AJCC1着
ディープモンスター
*チャレンジC2着、小倉記念3着、他
ビザンチンドリーム
*きさらぎ賞1着
レーベンスティール
*オールカマー1着、エプソムC1着
以上、AJCCにおける好走データについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。