今回と次回で、私が注目している京成杯の好走パターンを幾つかご紹介します。
皆様の競馬予想の参考にして下さい。
(1) 社台系
厳冬期のレースで、かつGⅢ戦とはいえ、京成杯も社台系生産馬を無視できない舞台。
以下の通り、過去6年間の好走馬18頭中13頭が社台系生産馬で、およそ3頭に2頭の割合で好走していることが分かります。
24年
①ダノンデサイル(社台F生産馬)5番人気
②アーバンシック(ノーザンF生産馬)2番人気
23年
①ソールオリエンス(社台F生産馬)2番人気
②オメガリッチマン(社台F生産馬)9番人気
③セブンマジシャン(ノーザンF生産馬)1番人気
22年
①オニャンコポン(社台F生産馬)6番人気
21年
①グラティアス(ノーザンF生産馬)1番人気
③テンバガー(ノーザンF生産馬)6番人気
20年
②スカイグルーヴ(ノーザンF生産馬)1番人気
③ディアスティマ(ノーザンF生産馬)6番人気
19年
①ラストドラフト(社台F生産馬)4番人気
②ランフォザローゼス(ノーザンF生産馬)2番人気
③ヒンドゥタイムズ(ノーザンF生産馬)7番人気
※丸数字は京成杯の着順を示します。
上記の期間の京成杯で好走した13頭の社台系生産馬を見ると、8頭がノーザンF生産馬。
とはいえ6年間で4度社台F生産馬が勝利していますので、例年のノーザンF生産馬の出走頭数の多さを考えると、逆に社台F生産馬が狙い目のように感じますね。
ちなみに今年の京成杯では、ノーザンF生産馬が5頭、社台F生産馬は以下の3頭が出走登録されています。
《ノーザンF生産馬》
インターポーザー
ガルダイア
キングノジョー
ゲルチュタール
マテンロウムーブ
《社台F生産馬》
パッションリッチ
パーティハーン
ミニトランザット
(2) 勝ち馬の傾向
このデータは今年のJRAホームページに掲載されているものですが、2015年以降(過去10年間)の京成盃の勝ち馬は以下3点の共通点があったとのこと。
a. 単勝7番人気以内
b. 通算出走回数3戦以内
c. 前走1800〜2000m

*2025年JRAホームページより引用、改変
当日の単勝人気は想定するしかありませんが、おそらく下記の馬がこの好走パターンに該当する可能性が高いだろうと思います。
キングノジョー
パーティハーン
ゲルチュタール
マテンロウムーブ
タイセイリコルド
センツブラッド
インターポーザー
以上、京成杯における好走データ(その1)についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。